第10話 「ウルウルボーイの実力」

                


そろそろ本気で限界に近づいており
無事完結できるかどうか際どくなってきた摩訶摩訶日記も、遂に大台突破の第10回です。
思えば遠くへ来たもんだ・・・

無駄だと分かっていながら。

さて、父の死を乗り越え、見事『シュパパ光線』をマスターしたウルウルボーイを仲間に加え
一行はパスカル博士の氷を溶かすために、再び怪奇城に乗り込むのでした。

と、その前に

実はこのシュパパ光線、イベントのみの必殺技ではなく、なんと戦闘中にも使えるようなのです。
さすが、ウルウルマンが命がけで息子に伝授した必殺技です。
怪奇城に向かう前に、試しに一度戦闘中に使って、その威力を確かめるとしましょう。



ウルウルボーイ 『シュパパ光線』

見た目はいろんな意味でギリギリですが・・・

まぁ、見た目には今回は目をつむるとしましょう。
円谷プロに訴えられようが、多額な賠償金を請求されようが、正直知ったこっちゃありません。

そもそも、摩訶摩訶の製作会社のシグマ商事自体
すでに存在してませんし。

そんな大人の事情よりも目を見張るのはシュパパ光線の威力です!!
自らの命を犠牲にしてまで息子に伝授した伝説の必殺技の破壊力、とくと見よっ!!



あれ?

おそらく大多数の方はこう思ったことでしょう・・・



命の価値はここまで安くはないと。



そして、ただでさえ殆どダメージを与えられないのにも関わらず
使うたびに現在の自分のレベルと同じだけ自分もダメージを受けるというまさに諸刃の剣
更にシュパパ光線には「炎」の属性が付いており、「炎」の耐性がある下のピラミッドみたいな敵には
ダメージを与えることすら不可能です。

もはや絶望的に使えません。

ウルウルボーイの能力自体も平均的でいまいちパッとしないというおまけ付きです。
そして、極めつけの豪華特典はこちらっ!!



   

変身技すらバグって使えません。
(※変身技=ドラクエでいう魔法のこと)

ただでさえ、移動中の変身技は誰が使おうと主人公の覚えている変身技しか使えないという
スクウェア・エニックスもビックリな斬新な試みがあるにもかかわらず (※ 第4回を参照
彼にいたっては使うことすらバグって出来ません。

ジョニーのありがたみが分かったような気がしました。

カセットを引っこ抜いて床に叩き付けたい気持ちは痛い程よくわかりますが
気を取り直して、氷付けにされた人たちを助けるために怪奇城に向かいましょう。



        

色んな意味で伝説のシュパパ光線発射。

まずは『ヒサンサの村』の決死隊の氷を溶かしたのですが
氷ごと粉砕されているように見えるのは気のせいですか?

少しの間、画面から決死隊の姿が消えますが
その後何事もなかったかのように今までの経緯を話し始めます。

そして、彼らの発言の中で気になる言葉がありました。
この怪奇城には、とてつもない怪物がいるようなので、くれぐれも気をつけて下さい。

一体どんな怪物がいるというのでしょうか。
気をつけるも何もどうせ後で戦わないといけなくなるので
その怪物のことについて、もう少し詳しく話を聞いてみるとしましょう。



無視ですか・・・

おそらく大多数の方はこう思ったことでしょう・・・

生身の状態に、もう一発シュパパ光線を打ち込んでやりたいと。

まぁ、こんなどうでもいい人たちにいちいち腹を立てていても仕方がないので
さっさと本題のパスカル博士の氷を溶かしに向かいましょう。

パスカル博士はこのすぐ先で氷付けにされています。
その氷も、先程と同じようにシュパパ光線にてなんなく溶かすことができましたが・・・



大方の予想通りマカマカ団に連れ去られます。

これで、一体何度目のお預けをくらったことでしょう・・・
薄っぺらなストーリーなので話を引っ張りたい気持ちもわかならくなくはないですが

正直うんざりです。

しかし、こちらの気持ちとは裏腹に、またもや悲しみにくれる主人公一行。
確かに、実の娘であるガールフレンドや、幼い頃から面識のある主人公にとっては
悲しい出来事には違いありません。

そんな中で、最も悲しみにくれていたのはこの人でした。



オマエは初対面じゃん。

まるで、博士に育てられたかのようなセリフを吐きます。
いい加減その場の雰囲気でストーリーを変えるのはやめてもらいたいものです。

新加入のウルウルボーイのヘタレっぷりにばかり目がいってしまい
なかなか先に進むことが出来ませんでしたが
ようやく長かったパスカル博士の救出まで、後一歩になりました。



思えば遠くへ来たもんだ・・・





母上さま、先立つ不幸をお許し下さい・・・


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