第4話 「瞳を開けた先に映るもの」

                


たとえ見てくれている人がいなくても、わが道を突き進む。
そんな雰囲気満載の、第4回摩訶摩訶日記スタートです。

マカマカ団の手によって飛行機が墜落してしまい、最大の危機を迎えた主人公。
はたして彼は無事なのか?

このまま事故死でゲーム自体終了してくれればいいのにと心の底から思ったが・・・



とりあえず助かっちゃったみたい。

どこかの島のどこかの村に墜落した主人公。
残念ながら命は無事だったようです。

助かった喜びに浸る間もなく、この村の王様が呼んでるとのことなので
強制的に連行されます。

ここは一体どこなのか、その全貌が今明らかになる・・・



ここはミルクの国ですか?

春日井製菓に真っ向勝負を挑んでるとしか思えない王様もさることながら

いくらなんでも、隣にいるモンスターを放置しとくのはまずいだろう。


しかし、ミルクの国の王様は、そのことには一切触れる事なく話を続けています。
隣にいるモンスターに国を乗っ取られ、無言の圧力をかけられているのでしょうか。

どうやら、このモンスターの名前は『シンシア』と呼ばれているようです。
幸い、先程の戦闘でレベルも上がりましたし、問題なく退治できるでしょう。
さすが摩訶摩訶。この先が読める展開が嬉しいね。



そうきましたか・・・

いくらなんでもこの展開は予想できませんでした。
選択肢に「いいえ」があろうが
当然のごとくこの呪縛からは逃れられません。

ノーと言える日本人になりたいと思った15の夜・・・



摩訶摩訶 『怪物シンシア』

埋めるか、それとも沈めるか。
この時に、ゲームオーバー時のBGMが流れる演出には座布団1枚です。

絶望に打ちひしがれている主人公を見かねて王様が一言。

王様:『さぁ、二人だけの部屋で、あま〜い ひと時を楽しみなさい。

さすが一国の主


殴り殺したくなるほど、うれしい事を言ってくれます。


必死の抵抗虚しく、二人だけの部屋へと連行されます。



外から丸見えじゃん。

二人だけの部屋っていうか、ただ単にベッドが二つあるだけの部屋です。
寝室にベッドが二つ並んで置いてあるというのも 不自然極まりありません。

それどころか、窓も扉もなく
縄文時代の家以上に開放的です

たとえ親公認の結婚だとしても
いくらなんでも親の目の届く位置で甘いひと時を過ごすのはどうかと・・・

まぁ、何はともあれこの怪物


人に見られてる方が興奮するようです。


その後、無事(?)朝を迎え、乱れた衣類を正す主人公。
一刻も早くここから立ち去るべく、シンシアに気付かれないよう寝室からの脱出を図るとしましょう。
すると・・・



   

不自然に木にひっかかっているタンボール発見。

妙な胸騒ぎを感じたので、無視して通り過ぎようとしましたが
当たり前のように、ダンボールはタイミングよく主人公の足元に落ちてきます。

このダンボールの中身は、案の定 先程のさすらいのジョニー
名乗った覚えもないのになぜかこっちの名前も知られています。

今回もこちらに選択権があるはずもなく
一方的に話が展開し、一方的にジョニーが仲間に加わります。

ノーと言える日本人になりたいと・・・(以下略)

そんなこんなで、半強制的に仲間が増えましたが
次に進むために、この『南国城』の人から聞き込み調査を行うとしましょう。

この村の住人から得た情報をまとめると

『動物と会話ができるセラと言う名前の娘の姿が最近見当たらないが、どこにいってしまったのだろう。』
ということです。

要は、セラって娘を探しに旅に出ろってことですね。

一行でまとめることが可能なわかりやすいストーリーが魅力的です。

ってことで、装備を整えたら『セラ』を探す旅に出掛けましょう。
この『南国城』から出て少し先に進むと、別の村を発見することが出来ますので
早速立ち寄ってみましょう。



   

この『砂丘墓地』には、歴代のシンシアの花婿たちのお墓があります。

村人の話によると、シンシアは今回で4度目の結婚となり
過去3人の花婿たちは全て自ら命を絶っています。

3人全員が、そりゃあもう見事なまでに絶命しています。
「結婚は墓場」とはよく言ったものです。

どうやらこの島では『ブサイクな者ほど美しく』『美しいものほど醜い』という感覚だそうです。
そのため、この島では怪物シンシアが最も美しい女性とされており
過去3人の花婿たちは、結婚後にその事実に気付き、自殺を試みたようです。

あなた達には何の罪もない。
今は何もかも忘れて安らかに眠ってくれ・・・


そんな事を思いながら物思いにふけっていたら
無性にこの墓に種モミを蒔いてやりたい気分になりました。

またこの村でも情報を収集すると
火炎山』という山には『伝説の火の鳥』が住んでおり
この火の鳥に乗ることが出来れば、どこにでも行けるようになるようです。
そして、この先には『迷いの洞窟』という危険な洞窟があるという事でした。

つまりは
迷いの洞窟でサラを助けて、火の鳥に乗ってこの島を脱出しましょう。



迷いの洞窟』の中に入り、先に進んで行くと
どこからともなく、助けを求める声が聞こえてきます。

まるで、こっちの心の叫びを代返してくれているかのようです。

困っている人を見ると、ほっておけない性質なので
声のする方角に、助けに向かうとしましょう。

ん?『迷いの洞窟』というくらいだから、洞窟内は複雑なんじゃないかって?
そんな心配いりませんよ。基本的には迷いません。


っていうか、迷いようがありません。


まぁ、あえて言うなら

このゲームをやめようかどうか本気で迷うくらいです。


そういうことなので、安心して声のする方向に向かいましょう。
また、この洞窟にある『ツインナイフ』は忘れずに入手しておきましょう。

攻撃力は『よいナイフ』に比べると、やや劣るものの
横一列攻撃が可能となる、かなり魅力的な武器です。
この武器があれば、弱いジョニーも一気に貴重な戦力に早代わりです。

ツインナイフ』以外は、たいしたアイテムはありませんので
声に導かれるがままに、先に進んで行きましょう。
すると・・・



案の定 囲まれてます。(やった!予想的中しちゃったっ☆)

このまま無視して通り過ぎてもいいのですが、それでは話が先に進まないので
とりあえず事情を聞くため、この怪しさ全開の彼らに話し掛けると

『ウギャギャギャーッ!!』

と、意味不明な奇声を上げて突然襲い掛かってきます。



摩訶摩訶 『ヨクアル1ごう』

はっきり言って、相当強いです。

覚悟して戦闘に望みましょう。

相手のHPも高く、長期戦となることが予想されますので
道中で遭遇するモモの顔をした『モモンガ』を倒すと手に入る『もも』や『くすり』で回復しながら
主人公の『ソードアタック』や、ジョニーの『ツインナイフ』で攻撃しましょう。

そんなこんなで、『ヨクアル1号』を4人とも退治し、見事救出。
困っている女の子に力を貸してあげるというのは、清々しいものですね。

すると、助けてくれた主人公に対して、感謝の言葉を掛けてくれます。



あんた、バカぁ?

もしもこの場にアスカ様がいたのなら、確実に怒声が鳴り響いていたことでしょう。

そりゃあ、ここまでエンカウント率の高い洞窟で遊んでれば囲まれるって・・・
こんな所でどうやって遊ぶつもりだったのか小一時間問いただしてやりたい気分です。

しかしそれはもう過ぎてしまったこと。
こうして無事助かったことだし、良しとしようじゃないですか。
ただ一つだけ、言っておきたい事がある。


どこ向いて話してんの?
人の目を見て話しましょうって小さい頃教わりませんでした?

いろんな意味で、頭がパニックになっている主人公を横目に、話はタンタンと進み
お別れの時が近づいてきました。



   

一人で帰れるなら、最初からそうしろよ。

一方的に、言いたい事だけ言って足早にこの場を去っていきます。
今更になって、この女を助けた事を後悔しているのは私だけでしょうか?

しかし、どれほど腹が立つヤツだろうと、火の鳥と話が出来るのは彼女だけ。
何とか仲良くなって、火の鳥に交渉してもらい、この島を脱出する必要があるので
震えるこぶしを抑えつつもサラの後を追い、火の鳥の住む『火炎山』に向かいましょう。

それと、洞窟の帰り道に落ちている『ふるびたけん』は忘れずに回収しておきましょう。
次の町で鑑定してもらうと『きらめきのけん』(横一列攻撃)に変ります。



そんなこんなでダンジョンの帰り道で、ジョニーのレベルがアップ。
脱出の知恵』という変身技を覚えました。

敵の数がひたすら多く、体力的にも限界が近いので
ドラクエでいう『リレミト』の効果が期待できるこの技で
迷いの洞窟』から、一気に脱出を図りたいと思います。



   

使えないんですけど・・・

上記の画像だけでは分かりにくいかもしれませんが
移動中に使える変身技を、仲間が使おうとメニューを開くと


なぜか主人公の変身技のメニューが開きます。


つまりは、仲間の変身技は移動中では使えないということです。

デバックの時にいくらなんでもこれは気付くだろ・・・
どうなってんだ、このゲーム。


絶望に打ちひしがれて、その場に立ち尽くす (当然 この後全滅・・・)




「バク」という言葉は、このゲームにこそ相応しい・・・


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