第9話 「衝撃のウルウル星」

                


壮大な物語もそろそろ中盤に入り(・・・と思いたい)、俄然勢いを増してきた摩訶摩訶日記も
そろそろ飽きられ気味の第9回目です。

今まで一緒に旅をしてきた仲間が何のためらいも無く押しつぶされるという衝撃的なシーンを目の当たりにし
このゲームの方向性を疑い始めましたが
ジョニーの無念を晴らすため、一行はウルウル星に乗り込むのでした。

そして、そこで目にした光景とは・・・



摩訶摩訶 『ウルウル星』

いろんな意味でヤバくね?

ジョニーの尊い命を犠牲にしてまで乗り込んだこの星には

円谷プロに真っ向勝負を挑んでるとしか
思えない生き物で溢れかえっています。

これら生き物は、こちらの目の錯覚か
いつものようにバクってるだけだと思いたかったのですが

『ウルウルマン』『シュパパ光線』というキーワードを出されてしまっては

最強の弁護士軍団をもってしても弁解不可能です。

まぁ、見えない圧力に怯えていても仕方が無いので、この星でも情報収集をしましょう。

どうやら、伝説のヒーローウルウルマンは、画面上の十字の真ん中で
プラズマ・リング』を掲げると、姿を現してくれるそうなのですが
プラズマ・リング』がどこにあるかは謎とされていて、その手がかりすら掴めていないそうです。

途方にくれている一行の目の前に見るからに怪しい井戸がありました。
何か手掛かりになるようなものが見つかるかもしれませんので、探索してみるとしましょう。

この井戸以外に行き先もありませんし。



井戸の中は意外と広くて、複雑な作りになっていますが
遭遇する敵自体はそれほど強くはないので安心です。
ただバグか仕様かわかりませんが敵を倒してもお金が手に入らないので気分的に萎えます。

ここでは『プラズマ・リング』以外はたいしたアイテムはありませんが
2Fにある『ふるびたけん』と『よろいジャンパー』くらいはゲットしておきましょう。
この『ふるびたけん』は鑑定してもらうと『ウィルスソード』に変わります。
使えるか使えないのか微妙な武器なので、みなさまの判断に任せます。

っていうか、井戸の中なのに階段?

そこに気づいたあなたは正常です。
何の疑問も抱かなかったあなたは、摩訶摩訶ワールドに洗脳されている証拠なので気をつけましょう。

それとここでは『ギーガの卵』というものが手に入ります。
これは今は必要がないので、地上に戻ったらさっさと預かり所に預けちゃいましょう。
間違っても使ったりしてはダメですよ。

ダメですよ? 絶対ダメですからね?



摩訶摩訶 『ギーガ』

だから言ったのに・・・

使用すると、何の前触れも無く『ギーガ』という魔物が孵化します。
そして、有無も言わさず瞬殺されます。

現在のレベルではピグモンとゼットンくらい圧倒的な力の差がありますので
戦うのは止めておいた方が無難だと思います。全滅して後悔するだけですので。

自分の場合は摩訶摩訶を始めたこと自体後悔しているので
今さら全滅したところで何とも思いませんけどね。

一通り探索し終えたら、井戸の中から脱出し(全滅したため強制的に)
十字の真ん中で『プラズマ・リング』を掲げウルウルマンを呼び出すとしましょう。



さぁ、これで伝説のヒーローウルウルマンの登場を待つだけになりました。
一体どうやって登場するのか期待に胸躍りますね。
空から飛んでくるのでしょうか、それとも地上から現れるのでしょうか。

まさに、手に汗握る緊張の一瞬です・・・
心の底からドキドキしますね☆


訴えられやしないだろうかって。


そんな大人の事情に怯えている主人公の周囲を、白い光が照らし始めました。
ここは素直に、少年のような純粋な心でウルウルマンの登場を待とうではありませんか。



   

そうきましたか・・・
どうやってウルウルマンが登場するのかドキドキしていましたが
なんと、画面左上にいた酔っ払いのおっさんがウルウルマンに変身するという暴挙にでました。

先が読める展開で定評のある摩訶摩訶にも関わらず、さすがにこれは予想外でした。
こりゃ、おじさん一本とられたね☆

ついでだから一言言わせてもらっちゃおうかな。

プラズマリング探してきた意味ねーじゃん。

なんて思ったらこっちの負けなので
震えるこぶしから血がにじみ出ようとも、耐え忍んでウルウルマンの話に耳を傾けましょう。



   

結局は息子のウルウルボーイに頼んでくれってさ。

何だかんだ言ってますが、体力の低下により自分には全盛期の力がないので
地上で修行をしている息子のウルウルボーイに頼んで欲しいとのことでした。

つまりは、この一連の行動はすべて無駄だったということですね。
わ〜い、さすが摩訶摩訶。おじさん、これまた一本とられたよ☆

それじゃあ、せっかくだから、また一言言わせてもらっちゃおうかな。

ウルウル星に来た意味すらねーじゃん。

なんて思ったらこちらの負けなので
噛み締めた下唇から有り得ないくらい出血しようとも耐え忍んで下さい。

プラズマ・リング』を入手してきた努力もさることながら
このウルウル星に乗り込んできたことすらも見事に無にしてしまった
製作者サイドの粋な計らいに乾杯☆

おっと、まだ中古ショップに持っていくのは早いですよ?

こちらの怒りに気づいたのか、彼は『ウルウルカー』という車をくれました。
どうやらこの『ウルウルカー』はマグマの上も走ることの出来る伝説の車だそうです。
何でもかんでも「伝説」と形容してしまうため、本来でしたら興味が薄れてしまうところですが

このゲーム自体すでに伝説なので特に気になりません。

それでは気を取り直して無駄な時を過ごしたウルウル星に別れを告げ
ウルウルボーイが修行しているという三つ子岩の西にある『井戸のダンジョン』に向かいましょう。



   

伝説の車に飛び乗って、いざ出陣。
実はこの『ウルウルカー』はかなり快適で
摩訶摩訶史上もっとも便利アイテムなんです。

まずその特徴をいくつか挙げてみようと思います。

1.ウルウルカーに乗車中は敵といっさい遭遇しません。(※さすが伝説の車)
2.マグマの上でもへっちゃらへーです。(※そうじゃないと先へ進めません)
3.移動速度が格段に上がります。(※精神と時の部屋から出てきたベジータ並です)
4.乗車時のBGMが素敵です。(※しょぼすぎて逆に心地いいのです)

ね?すごいでしょ?(※いろんな意味で)

そんなこんなで敵と一切遭遇することなくウルウルボーイが修行しているという洞窟に到着しました。
そして、そこで見た衝撃的な光景とは・・・



戦ってはいけないモノと戦ってるぅ!!※著作権的に
円谷プロだけでは飽き足らず石森プロまで敵に回してしまう
製作者サイドの粋な計らいに乾杯☆

でもそのおかげで『ウルトラマンvs仮面ライダー』という夢の対決を見ることができました。
ホント、手に汗握ってドキドキしますよね。

今度こそ訴えられはしないだろうかって。

こちらがビクビクしている間に、ウルウルボーイの修行は終わり
石森プロに真っ向勝負を挑んでるとしか思えない生き物は去っていきます。
その後、摩訶摩訶の代名詞となりつつある一方的に話を進める展開が始まります。

そんなウルウルボーイのもとに、ハトが一通の手紙を咥えて飛んできました。
ま、まさか早くも抗議文が!?



本気で胸をなでおろしたのは私だけではないはず。
ホッとしたような、残念なような気持ちになりましたが
手紙の主は、ウルウルボーイの父親であるウルウルマンからでした。

その手紙の内容は
「シュパパ光線をマスターするには、ウルウルタワーに住み着く魔人を倒さなければならない。
その魔人を倒した時こそ、一人前のヒーローとしてシュパパ光線が使えるようになるのだ。」

というものでした。

今はまだシュパパ光線が使えずに半人前のウルウルボーイを仲間に加えて
ウルウルタワー』に住み着く魔人を退治するために、再びウルウル星に向かいましょう。

このウルウルタワーは単純な構造なので、苦労することなく最上階までたどり着けます。
まぁ、摩訶摩訶のダンジョンはすべて単純ですが。

そして最上階で待っていた魔人は、なんとウルウルボーイと1対1で戦わせろと要求してきました。
これは彼に与えられた試練なので、覚悟を決めましょう。



たとえ、カーソールがあらぬ方向にあろうとも。

枠の外にカーソールがありますが、「はい」を選択すると戦闘に突入します。
(※ 「いいえ」を選択すると、塔の外に戻されるので注意)

文字通り1対1での戦闘になるため、あらかじめ『よいくすり』を9個持たせておきましょう。
さぁ、それでは魔人と戦闘開始です。



摩訶摩訶 『魔人』

魔人っていうか、ひょっとこなんですけどね。

見た目はアレですがウルウルボーイとタイマンになるため
なかなかどうして手ごわいです。
通常攻撃でダメージを与え、相手の攻撃を2回受けたら『よいくすり』でHPを回復しまた攻撃・・・
これを繰り返して長期戦に持ち込みましょう。

ちなみに戦闘中のウルウルボーイは「ウルウルB」と表記されます。
名前が5文字しか表示できないので苦肉の策をとったようですが

不自然なこと極まりないです。

そんなことを思いながらも戦いは続けられ、そして遂に渾身の一撃が炸裂!!



仮面が割れ中からウルウルマンが!!
そうなんです、実は魔人の正体はウルウルマンだったのです。

これはウルウル一族に伝わる非常の掟で、父が子にシュパパ光線を伝授するには
命がけの激しい戦いの中でしか伝授することは出来ず
子が父を倒した時に初めてシュパパ光線は完成されるというのです。

そして、最後に残っていたパワーをすべて息子に授け、ウルウルマンはこの世を去ります。
父の死にも、涙を見せず、後ろを振り返らずに
「さぁ、先を急ぎましょう・・・」と言うウルウルボーイのセリフには、思わずジーンとさせられます。
結構シリアスなシーンなので、不覚にも本気で感動してしまいました。

まぁ、感覚が完全に麻痺しちゃってるしね。

ということで、シュパパ光線を身につけたウルウルボーイを新たな仲間に加え
一行は氷付けにされたパスカル博士救出に向かうのでした。




そろそろ限界よろしくです・・・


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