第22話 「覚悟はいいか?俺はできてる」

                


寒さも一層厳しさを増し
各地で雪が降り積もり始めた摩訶摩訶日記も、春を待ち焦がれる第22回目です。
皆様は、風邪などひかれていないでしょか?
そして、2012年も変わらぬご愛顧の程、よろしくお願い致します(遅っ)

さて、PTAから子供に見せたくないサイトに選ばれてしまいそうな
妖術師バセランとの激闘を見事に制した主人公は
そこで『牢獄の鍵』という重要アイテムを入手します。

コラ、そこ!!
そもそも誰もこのサイト見てないって言うな。

まずは、罠だと分かっていながら主人公を一人で敵陣に乗り込ませた
茶目っ気たっぷりの仲間達と合流するとしましょう。

無事に生還した主人公の姿を見て
仲間達が一斉集まり、歓喜の輪が出来ます。

まずは、ウルウルボーイさんの喜びの声をお聞き下さい。


    


何か文法がおかしい。

やはり地球外生命体にとっては
正しい日本語をマスターすることは、難しかったのでしょう。

とはいっても、気持ちは伝わってきますし
誰かから心配してもらえるのは嬉しいしことです。

「安心した」と言ってくれるのは、確かに嬉しいのだけど・・・





     帰ってきたウルトラマン

悪いが、俺は安心できない。

版権的に何の問題もないとでも思っているのか?

明らかに、国民的ヒーローを模倣しているとしか思えない
ウルウルボーイの素敵すぎるフォルムに対して

ボクは何を思えばいいんだろう・・・

言葉には言い表せない感情を抱いていると
今度はガールフレンドが主人公に優しく声を掛けてくれます。



さすが、ヒロイン。コメントがまともです。

このゲームのヒロインであり、唯一のまともな女性キャラ。
彼女だけは、素直に主人公の身を案じてくれました。

先程のウルウルボーイと同様に
顔が微妙だとしても、 誰かから心配してもらえるのは嬉しいしことですし
「心配した」と言ってくれるのは、確かに嬉しいのだけど・・・







          アフロダイA

悪いが、俺の方が心配している。

版権的に何の問題もないとでも思っているのか?

このゲームでは、『変身技』(ドラクエでいう魔法)を使用する際には
自分の前世の姿に変身し、その力を借りることで使用が可能となるのですが

その前世の姿で、ウルウルボーイが
円谷プロに真っ向勝負を挑んだこと対抗し

ガールフレンドは
ダイナミックプロに真っ向勝負を挑みます。

先程の国民的ヒーローに比べれば、多少はマイナーであるものの
明らかに某有名ロボットアニメのヒロインを模倣しているとしか思えないフォルムに対して

ボクは何て言えばいいんだろう・・・

ゲーム内容も斬新極まりないですが
こういった捨て身の演出で、他の追随を許さない不動の地位を築き上げています。






          アフロダイA

そのポーズが、後に「謝罪」を意味することに
ならないように祈っているよ。

さて、そんな感じで
行動だけでなく、見た目からすでにお茶目な仲間達からは
当然クリスティーヌ王女の情報を聞き出すことは期待出来ませんので
自らの足で手掛かりを掴んでいくしかなさそうです。

恐らくは、この『ニュークイーンの町』のどこかに捕らわれている可能性が高いので
まずは、今まで訪れた場所を中心に、聞き込みを行うとしましょう。

すると・・・



まだ、やってた。

あの日から、何日が経ったことでしょう。
数え切れない夜を越えて、僕らは強く美しくなりました。

目の前では、1組の男女がいつ終わるとも知れない小競り合いを
半永久的に続けています。

こんなお茶目な2人に、軽蔑の眼差しを一通りプレゼントしたら
探索を再開するとしましょう。

すると、地下室に下りる階段を発見することが出来ます。
演出的に、おそらくここにクリスティーヌ王女が捕まっていると思われますので
ゆっくりと階段を降りていきましょう。

そして・・・



   

クリスティーヌ王女、ハケーン (゚∀゚)

予想通り、階段を降りた先にある牢屋に捕らえられていますので
バセランを倒して手に入れた『牢獄の鍵』を使用して助け出してあげましょう。

すると、獄中生活で溜まったストレスを、全て主人公にぶつけるかのごとく
一方的すぎるのも大概にせいよと言わんばかりに、一気に捲くし立ててきます。

さらに、興奮冷めやらぬクリスティーヌ王女は
主人公一行に対して、秘密工場の破壊命令を下してきました。

こちらとしても、秘密工場を破壊したい気持ちは山々なのですが
入り口に鍵がかかっていて、潜入することが出来ないことを相談すると


「秘密工場に入るには、少し乱暴ですけど、いい方法があります。」


と、頼もしい言葉を残し、主人公一行をある場所へと誘導します。
その向かった先で見たものとは・・・



見事なまでの大砲があります。

どうやら、この大砲を何キロも先にある秘密工場にぶっ放して
入り口の破壊を試みるつもりのようです。

確かに、このやり方であれば
「少々乱暴な方法」と言わざるを得ないですね。

どうやらこの大砲は、大昔の戦争の際に使用して以来
長い間使用していなかったとのことで、やや不安は残りますが
現段階ではこの方法しか思い浮かびませんので、早速やってもらうとしましょう。



正気ですか?

この大砲は、今後はもう使用することがないと思われていたようで
どうやら大砲の弾がないようなのです。


パンがなければ、お菓子を食べればいいじゃない。




弾がなければ
あなたが弾になればいいじゃない。


予想だにしていなかったぶっ飛んだ発言
言葉を失い立ち尽くしていると・・・



王女マテ!時に落ち着けって!!


この後に起こるであろう大惨事に対して
慌てふためく哀れな子羊達の意見には、一切耳を傾けることなく


そして「選択肢」すら与えられることもなく


強制的に大砲の中にぶち込まれ・・・・・導火線に着火ぁ!?









え゙?ちょっ、まっ!!
それ本気で言ってんのかっ!?




照準は大丈夫なのかよっ!!
秘密工場じゃない場所に着地したらどうすんだっ!!




ってか、オマエの部下にやらせろよっ!!
何で初対面の人間に、こんなデンジャラスな実験させようとしてんだっ!?
そもそも工場の入り口だけを壊せばいい話じゃないのかっ!?


だったら他に、もっといい方法がいくらでもあるだろっ!!
なんで人間を弾にするなんて、ぶっ飛んだ発想が出てくんだよ!!

獄中生活が長かったせいで、思考回路がショートしてんのかっ!?


いや〜、ホント王女様も冗談きついっすよ〜
これが王女得意の『御戯れ』ってやつなんですよね?ね?ねっ!?


助けに来たのが遅かったことに腹を立ててるなら謝ります!
だから、ホントお願い!!この通りっ!!



助けて!!女王様!!命令してくれるのであれば、あなたの犬にもなりますっ!!!
靴だって、そりゃあもう誰よりも美味しそうに舐めますってっ!!


だから!!だからっ!!!
お願・・っ・・・・・













覚悟はいいか?俺はできてる。











ドッギャァーン!!!






また明日を待ってる・・・






今回は短いけど、べ、別に、手を抜いたわけじゃないんだからねっ!!


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※ アフロダイAの画像はミクロマン東京多摩基地様から、 ウルトラマンの画像は今日の1曲様からお借りしました。
快くOKして頂き感謝です。そして、こんなサイトでごめんなさい・・・



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