第13話 「激突☆はりてババア」

                


アトラス山に向かうため船に乗り込もうとしましたが
はりてババアという謎のババアの張り手によって顔が腫れてしまい
桟橋に顔が挟まって通れなくなってしまうという

無理やりを通り越して絶望的な展開に
悶絶しながらもコツコツと製造を続けている摩訶摩訶日記も
まだまだ先が見えない第13回目です。

さて、とりあえずはこのデカ顔を何とかしないといけないので
この顔を直すことができると言われる「ドンブリ君」を尋ねて
サンポートの港町の東にある小さな湖のほとりにやって来ました。

肝心な場所にたどり着いたのはいいのですが
一体どこで『金のフルート』を吹けばいいのか見当もつきません。
とりあえずは、何か手掛かりを探すため、この村をうろついていると・・・




    

明らかに怪しい場所を発見したでありますよ、隊長。

この場所で迷うことなく金のフルートを吹きましょう。
素晴らしい音色だと聞かされていたので、多少なりとも期待はしていましたが

所詮は摩訶摩訶でした。
この一文ですべて理解できますよね?

ともかく、これで「ドンブリ君」を呼び出す儀式が完了しました。
後は彼の登場を待つとしましょう。
待つこと数十秒・・・遂にっ!!



摩訶摩訶 『ドンブリくん』

!!!!!!!!

突然、地面から謎の物体が生えてきやがりました。

どうやら、このよくわからない物体が「ドンブリ君」だそうです。
そして、この物体の頭にあるものこそが
デカ顔を治すことが出来る『ラーンの聖水』とのことです。

とりあえず、彼に事情と経緯を説明すると・・・



聖水かけられちゃった☆
卑猥な響きだね。

何はともあれ、これでデカ顔も元に戻りましたので
溢れんばかりの殺意を押し殺し、早速リベンジに行きましょう。

ってことで、再びサンポートの港町の桟橋にやって来ましたが
なぜかはりてババアが現れません。
リベンジすることも大事ですが

さっさとゲーム自体を終わらせることの方が大事なので
その隙に、停泊している船に乗り込んじゃいましょう。

しかし、まったく船が動いてくれません。
どうやらこの船は、エンジンが壊れてしまっていて動かないようなのです。

途方に暮れていると、ようやくやってきましたよ。
手を羽ばたかせて例の物体が・・・



逆に返り討ちにしてやりましょう。

それにしても港のカモメの餌食?
妙に違和感のある表現ですが、今はそんな事に突っ込んでいる気分ではありません。

これまでの恨み、はらさずにおくべきかぁ!!



摩訶摩訶 『はりてババア』

見た目の5倍は強いですよ?

1発攻撃を食らえば、一撃で死ぬか瀕死の状態になります。
HPはそれほど高くないのですが、攻撃力が半端ないです。

高齢者虐待が新聞紙上を騒がしている昨今ではありますが
手加減なんてしてる余裕はありませんので全力で殺りましょう。

そして、どうにかこうにか倒すと・・・



   

悪党らしく、命乞いします。

全力で殺りにいったので、薬を恵んでくれと命乞いをしてきます。
そうすれば、西の大陸に渡るとっておきの方法を教えてやると、交換条件を出してきます。
まぁ、とっておきの方法とか言ってますけど

船に乗って西に進むだけじゃん。

そんなプレイヤーの思いを無視して、薬を渡すかどうか選択肢が出てきますので
コントローラーのボタンが凹んで元に戻らなくなるくらい渾身の力を込めて

『いいえ』を選択してやりましょう。

この町ではりてババアの被害にあった全ての人たちの思いを代弁したので
共感を得るべく、隣にいたオジさんに話しかけてみると・・・



妙に現実に引き戻された気分になります。

こういう時だけ、一般人ぶるのはやめて欲しいものです。

オジさんの氷のような視線が突き刺さって痛いので
観念してはりてババアに薬を渡してやりましょう。

たとえそれが罠だとわかっていても、気づかないフリをしてあげるのが
高齢者に対する労わりの気持ちだと思いますよ?


そして、薬を渡すと
「ぬはっはは!お人よしどもめ! はりてババアは永久に不滅じゃ!!」

という何ともコメントの難しい捨て台詞を吐いて
この場から羽ばたこうとしますが・・・



  

カモメが衝突して、墜落します。

相変わらずの無理やりな設定過ぎます。

カモメと衝突するという暴挙に出ただけでは飽き足らず
そのまま船に向かって、墜落していきます。
そして・・・



船にすっぽりハマってしまうという
ありえない展開を平気でやってのけます。

展開が無理やりすぎて
カセットをありえない方向にへし折りそうになりましたが

この場はひたすら耐え忍んで、事の成り行きを見守りましょう。

すると、隣で見ていたオジさんが
この一連の、ありえない展開に対してポツリと一言。



正気ですか?

このオジさんは、壊れたエンジンの代わりに
はりてババアの手をオール代わりにして海を渡れとおっしゃってます。

どうやらこの摩訶摩訶の世界には
まともに会話できる人間は一人もいないようです。
もう、なんかどうでもよくなってきました・・・

何はともあれ、これで船を動かすことが出来るようになりましたので
アトラス山を目指して西へ向かうとしましょう。
なんだかんだで、事の真相に着々と近づいてきてますね。

そうそう、一つ言い忘れましたが

主人公が海の上に立っていることには、気づかないフリをしてあげるのが
製作者サイドに対する労わりの気持ちだと思いますよ?



ありえない展開の連続で、この程度のバグなんてかわいいもんだよ・・・




だから限界だって言ってんじゃん・・・


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