第12話 「はりてババア襲来」 

                


苦労して助けたパスカル博士をもってしても、ミジンコにされた両親を元に戻す方法はわからず
それどころか、「最初の町に戻りなさい」という
殺意を抱かずにはいられない言葉を浴びせられましたが
それでもコツコツがんばっている摩訶摩訶日記も、寒さ厳しい第12回です。

さて、パスカル博士から受け継いだ、一度訪れたことのある町に一瞬で行くことができるという
かっとびロケット』を使用して『ふるさとタウンの町』へ戻るとしましょう。

一瞬で行けるとのことでしたが、少なくとも30秒はかかりますので
お茶の準備でもしとけばいいと思うよ?

ふるさとタウンの町に到着したら、北西の方角へ進んでいきましょう。
すると町が見えてきますので、ここで情報収集をするとしましょう。




  

相変わらず情報が錯乱しすぎてます。
この『モンテシカゴの町』の住人は相変わらず好き勝手言ってますので、整理してみましょう。

−その1−
アトラス山のある西の大陸に渡るのには『サンポートの港町』から船で行かなければならなく
その港町は、この『モンテシカゴの町』から南に行ったところにあるのだけど
その港町へ向かった人は大変な目に逢ってしまうという噂がある。

−その2−
この町には格闘技場があり、そこで世界チャンピオンである『鬼熊ラッド』を倒せば
町のドンである『マイケルさん』の家に代々伝わる『金のフルート』がもらえるのだが
この格闘技場に参加するには、マイケルさんの許可が必要である。

大きく要約すると、この2つにまとめることができます。
その他にも何かごちゃごちゃ言ってますけど
全部無視しとけばいいと思うよ?

ってことで、まずは格闘技場に行って
強すぎることで有名な『鬼熊ラッド』の戦いぶりを観戦するとしましょう。



間違いなく秒殺できそうです。

この程度の人物が世界チャンピオンというのだから
摩訶摩訶の舞台となっている世界が、いかに狭いかがよくわかります。
というか・・・

明らかに隣の審判の方が体格がいいです。

ただ、いくら秒殺出来そうでも、出場するにはマイケルさんの許可が必要なので
出場許可をもらいに マイケルさんの屋敷に向かいましょう。



誰にも会いたくないってさ。

どうやらマイケルさんは、サンポートの港町に行って不幸な目に逢ってしまったらしく
心に同じ傷を持つものでなければ、口さえもきいてくれないとのことでした。

ってことなので、金のフルートとか鬼熊ラッドは後回しにして
まずはサンポートの港町へ行って自ら進んで不幸な目に逢って来るってことで
Are you OK?

サンポートの港町は、モンテシカゴの町からさらに南西に進んだところにあります。
当然のごとく、ウルウルカーを巧みに操っているので

一度たりとも敵に遭遇することなく到着できます。
最先端テクノロジーって素晴らしい☆



   

アトラス山に向かうためには、この港町で船に乗らなければならず
その船は町外れの桟橋に停泊しているとのことなのですが
町の人たちはみんな口々に「船に乗ろうとすると呪われる」と言っています。

普通の人ならば、この『呪われる』という言葉に尻込みして、足が止まってしまうところでしょうが

このゲーム自体がすでに呪われているようなものなので
何も気にせず先に進みましょう。

般若の面』を装備してる状態で『破壊のつるぎ』を装備しても何も変わらないのと同じ原理ですね。

ってことで、その問題となっている町外れの桟橋に向うとしましょう。
すると・・・



なんか来た。
両手を羽ばたかせながら。

どうやらこの婆さんは、船に乗ろうとする人々を見つけては
張り手を食らわすことを老後の生きがいとしている
ある意味被害者です。

突然飛んできて「船に乗りたいか?」と聞いてきますが
当然のごとく、こちらに選択権があるはずもなく
有無を言わさず戦闘に突入して有無を言わさず張り手をくらい瞬殺されます。
そして・・・



顔が腫れちゃったっ☆
はりてババア』の強烈な張り手を受けて、主人公の顔が腫れてしまいました。

まさかドット絵の方まで変化させるとは、さすが摩訶摩訶です。
ここまで細部に渡る気遣いが出来ているので

尋常じゃない数のバグに関しては目をつむりましょう。
お兄さんとの約束だよ?

さて、張り手で顔が腫れてしまうってところまでは想定内でしたが
そのせいで桟橋に挟まって先に進めなくなるとは、さすがに想定外でした。
っていうか、想定外うんぬん以前に・・・

無理やりの設定にも程がある。

まぁ、主人公だけここで待機させといて、他のメンバーだけで船に乗り込んで
この町の外まで迂回すれ・・・(ry

とにかく今のデカ顔の状態では、この桟橋を通ることが不可能なので
この町にある病院に立ち寄って、顔の腫れを直してもらうとしましょう。



それは主人公の顔のことでしょうか?

それともこのゲームを完全攻略しようとしている
私自身に対してでしょうか?

無意識のうちにそう思ってしまう自分は相当病んでますかね?

病院の中に入って知ったことなのですが、どうやらこの病院は
はりてババアによって、顔が腫れてしまった人以外は立ち入ることができないようです。

『同じ傷を心に負ったもの同士が集まる場所』と言い換えた方が解釈しやすいかもしれませんね。
それでは、奥にいる院長さんに具体的な治療法を聞くとしましょう。



   

わかんないってさ。

院長自身もデカ顔になってしまっていますが、どうやら治療法がわからないようです。
まったくもって役立た・・・(ry

とりあえず、手がかりを得るために、入院している人たちに話を伺うとしましょう。

1つでも有力な情報が得られればと思っていたのですが
ほぼ全員から有力な情報を得ることができました。

いつものように情報を整理してみましょう。

1.この顔の腫れを治すには『ラーンの聖水』を浴びる必要がある。
2.『ラーンの聖水』の在り処は『どんぶり君』と呼ばれる人物しか知らない。
3.その人物は、町の東にある小さな湖の畔にいるらしい。
4.そして、彼は綺麗なメロディーが好きである。


つまりは、モンテシカゴの町の格闘技場で勝利して『金のフルート』を手に入れ
町の東にある小さな湖で、金のフルートで『どんぶり君』を呼び出して
ラーンの聖水』を手に入れろってことですね。

それでは、方向性も定まったところで、さっそく行動に移すとしましょう。

そういえば、みなさんは薄々気づいているでしょうけど
右下のベッドに寝ている男の顔が腫れてないのに気づかない振りをするのは
大人として最低限のマナーですよ?


ってことで、まずはモンテシカゴの町に戻って
マイケルさんに格闘技場への参加の許可をもらいに行くとしましょう。



マイケルさんもはりてババァにやられたってさ。

同じ人物に恨みを持つもの同士、友情が芽生えたのか
格闘技場に参加する許可をもらうことができました。

それでは、さっそくチャンピオンである『鬼熊ラッド』を抹殺しに行こうと思いますが
まずはその前に・・・



友情の証に記念撮影。

色んな意味で記念に残る1枚を撮ることができました。

さぁ、これで何も思い残すことなく試合に臨むことができますね。
ちなみに『鬼熊ラッド』とは1対1で戦うことになりますので、気を引き締めて向かいましょう。

とはいえ、タイマン勝負となると さすがに緊張するものです。
ですので、緊張をほぐす意味でも 仲間たちから励ましやアドバスをもらうとしましょう。



  

当たり前のように全員に無視されます。

「能書きはいいからっさと行けよ」
という無言の圧力を感じずにはいられません。

今まで苦楽を共にしてきたはずの仲間たちから、励ましの言葉すらかけてもらえず
殺意にも似た感情を抱きましたが、その感情はすべて鬼熊ラッドにぶつけてやりましょう。



摩訶摩訶 『おにくまラッド』

いざ尋常に、勝負!!
まぁ、見た目通りの強さなんで、お茶でも飲みながら適当にボタン押しとけば勝てます。

見事勝利すると、景品として『金のフルート』が手に入ります。
これがあれば『どんぶり君』を呼び出すことが出来るようになるので
ようやく、このデカ顔ともおさらばする事ができます。

個人的には デカ顔とおさらばする前に、摩訶摩訶自体とおさらばしたいんだけど

Are you OK?




誰か、誰か助けてください・・・


応援クリックして下さると、励みになります。
別窓で開きます
(人゚∀゚).+
  
 


▲Page TOP


BACK 摩訶摩訶 トップ NEXT


HOME

Copyright © 2005 Yukina. All Rights Reserved.