第8話 「パスカル博士と再会す」

                



更新の間隔が長いため、掴みかけていた数少ない訪問者様すらも手放してしまいました。
そんな摩訶摩訶日記も、何だかんだで第8回目を迎えます。
季節が移り変わるのと同じで、人の心も変わるんですね。

さて、無事グルメ兄弟を撃破した主人公一行。
これで、パスカル博士が囚われている『怪奇城』まで目と鼻の先の所まで来ました。
まずは、恒例となりました近くの町での情報収集としゃれ込みましょう。



    

         

情報が錯乱しすぎです。

まるで現代の日本を象徴するかのように、この『サイエンの町』には情報が溢れ返っています。
プレイヤーとしては迷惑以外の何ものでもありませんけど。

とりあえず、整理してみましょう。

@ この町の近くにウルウルマンの故郷があり、彼は宇宙の平和のために戦っている。
A 西の砂漠に三つの岩が並んでいるところがある。
B この町で世界科学者会議が行われる予定なのだが、科学者達が一人も来ない。
C 町の東に怪奇城ができ、そこは昼間でも薄暗い。

まとめるとこんな感じになります。
ね?やる気なくなったでしょ?

ひとつの町にこれだけの情報が飛び交っていると、何から進めればいいのかわからなくなりますよね。
そんな時は、この旅の目的を思い出せばいいんです。

そうです。思い出しましたか?
これはミジンコになった両親を元に戻すための旅なんです。

そのためにパスカル博士を追って、こんな所まで来たんです。
だったら、答えは自ずと導き出されますよね?

砂漠に岩が並んでいようが、ウルウルマンがどうなろうが

正直知ったこっちゃありません。

それでは、目的がはっきりとしたところで、『怪奇城』を目指し東に向かいましょう。
その途中で、また村が見えてきますので立ち寄ってみることにしましょう。



摩訶摩訶 『ヒサンサの村』

うわぁ・・・
足を踏み入れたその先は、見るも無残な姿になっちゃってます。

そして、まるで現代の日本を象徴するかのように
人が倒れているのに、誰も見向きもしません。


しかもこの村には『復活屋』まであるんですけど・・・
誰かそこまで、連れて行ってやれよ。

ちなみにこの村の名前は『ヒサンサの村』というそうです。
まぁ、なんていうか妙に納得です。

どうやらこの村は、怪奇城から送り込まれた大男に壊滅させられてしまったようです。
そして、更なる被害を生まないために『ヒサンサの村』青年たちで決死隊を作り
怪奇城に潜り込んだようですが、その後連絡が途絶えてしまい、彼らの安否がわからないようです。

安否がどうのこうの言ってるけど
どーせ捕まってるんでしょ?
それを助けるために何かアイテムが必要になってくるんでしょ?
先が読めるシナリオを提供してくれたこの村に乾杯・・・

さて怪奇城にたどり着いたら、上を目指してひたすら進んでいきましょう。
意外と簡単に科学者達が捕らえられている部屋を発見できます。
当然のごとく門番がいるので、先に進めるよう何とか交渉してみるとしましょう。



台本通りのセリフをありがとう。

でも、ちょっと待てよ?
よくよく考えてみれば、いったい自分たちは何なんだ?

一人は、ダンボールを身にまとった危険な人物。
もう一人は、ステテコ姿で町をうろついている変な板前。
更には、RPG史上最高ランクのブサイクなヒロイン。
そして最後が、平凡を絵に描いたような主人公。


あれ?ホント一体なんなんだろう・・・

そんなことを改めて気づかせてくれたこの『ザコ』には敬意を表して瞬殺してやりましょう。
そして、部屋の奥へと進んでいくと・・・



やっぱりな・・・

先に進むと、案の定『 ヒサンサの村』の決死隊が
マカマカ団につかまり、氷付けにされています。

そして、どうやらこの氷は、伝説のヒーローウルウルマンシュパパ光線という
色んな意味で危険なネーミングの技でないと溶かせないそうです。

余計な仕事増やしやがって・・・

それから画面の左上を見て欲しいのですが、なんとパスカル博士がいます。
マカマカ団に捕まってはいますが、遂に再会することが出来ました。
はやる気持ちを抑えつつ、パスカル博士の救出に向かいましょう。



   

パスカル博士も氷付けにっ!!
せっかく再会を果たしたのにもかかわらず、言葉を交わす前に氷付けにされてしまいます。

泣き崩れるガールフレンド(実の娘)。
涙をこらえて、無言を貫き通す主人公。
呆然としてその場を立ち尽くすジョニーとマサ。

でもごめん。なんか予想できてた。

とりあえず、氷付けのパスカル博士を横目に先に進んで行きましょう。
すると、いかにも「私がボスですけど何か?」と全身で表現している敵キャラが待ち構えていますので
話かけて、ちゃっちゃと退治しちゃいましょう。



摩訶摩訶 『笛吹きゴラス』

ボスっぽいけど、所詮はザコです。

通常攻撃のみで問題なく倒せます。
ふえふきゴラス』倒すと『星のラッパ』が手に入ります。
「笛吹き」なのに「ラッパ」とは、これいかに。

しかも、なぜ彼が『星のラッパ』持っていたのかはまったく謎のまま話は進みますが
どうやらこの『星のラッパ』があれば『ウルウル星』をこの地球に呼び寄せることができるようです。

ということなので、次はウルウル星を呼び出せる場所である
三つ子岩』のふもとへ向かいましょう。
ちなみに『三つ子岩』は『サイエンの町』の西側にあります。



この場所で『星のラッパ』を吹き、ウルウル星を呼び出しましょう。
一体どんな音色を奏でてくれるのかと期待していましたが

チャルメラが申し訳なさそうに鳴り響くだけです。

こんな音色では、ラーメン屋しか呼び出せないんじゃないか?
そんな半信半疑の気持ちでその場に立ち尽くしていると

やって来ましたよ、巨大な何かがっ!!!



こんなもの!こ、こんなもの…っ!
こ、こんな…こんな…!うわぁぁぁーーー!

上記の台詞を見て思わずニヤリとしたあなたは
自分の人生を見つめ直した方がいいかもしれませんね。

ってことで、サイヤ人のお兄さんがナメック星で悪の親玉に放ったような何かがやって来ますが
実はこれが『ウルウル星』だったのです。
しかし、ウルウル星は何を思ったのか どんどん近づいてくるじゃありませんか。

しょぼ過ぎるグラフィックに見とれていたい気持ちもわかりますが
このままでは押しつぶされてしまうため、この場から立ち去ろうとした一行でしたが・・・



そこでなぜ一歩前に出るんだジョニー・・・

この程度のスピードならば間違いなく全員この場から退避することができたというのに
このジョニーさん、あえて一歩前に足を踏み出すという暴挙に出ます。

当然のように、ジョニーにウルウル星の進行を止めることは出来るはずもなく
見る見るうちに地上に近づいてきます。
そして・・・



押しつぶされちゃった☆

ジョニーの必死の努力も空しく、見るも無残な姿に変わり果てます。
今の状況を一言で言うならば

無駄死。

たとえ無駄死にだとしても、主人公とは一番長く旅を続けてきた仲間。
流石に感慨深いものがありますね。

今はただ安らかに眠ってくれ、ジョニー・・・



あれ?なんか生きてた。

惑星に押しつぶされたにも関わらず、当たり前のように生きてました。
しかも、病院名まで指定してそこで治療すると言い出す始末。

いくつもの疑問が頭を過ぎりましたが、今はジョニーが生きていたことを素直に喜ぼうじゃありませんか。
さて、一行がどうやってジョニーをサイエンの町の病院まで運ぼうかと悩んでいると・・・



  

当たり前のように一人で病院へ。

とても一人で行ける状態じゃないのに、何と一人で勝手に行ってしまいました。
というか、歩いてさえいません。


どっからどう見ても

何かに引きずられているようにしか見えません。
ジョニーの見えざるスタンドが発動したんでしょうかね。

目の前の光景を理解できず立ち尽くす一行の前に
ウルウル星から橋のようなものが降りてきます。

つまりは、これで中まで来いということなんでしょう。
もうこうなったらこの橋を渡って中に行くしかないですね。
たとえ、それが・・・



ジョニーの怨念に取り付かれていようとも。

潰されたことを恨んでのことなのでしょうか?
この場にはいないジョニーの影が、なぜかこの橋に投影されています。
ジョニーの無念を背負いながら、一行はウルウル星に乗り込むのでありました。

一体、この先にはどんなバグが彼らを待ち受けているのか・・・




そして時は動き出す・・・


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