第7話 「激突☆大食い大王」

                


このペースでいけば、全50回くらいになりそうな予感が・・・
そんなことを思いながら、影でコソコソと更新している摩訶摩訶日記も
ラッキーセブンの攻防です。

さてさて、無傷でグルメ姫を退治して意気あがる一行。
まずは、グルメ姫の支配から解放された町の人々の喜びの声からどうぞっ!!


    


それが命の恩人に対する第一声ですか?

感謝という言葉を知らないこの老人に
殺意にも似た感情を覚えるボクは悪い子ですか?

また、一緒にグルメ姫に食べられていた『板前のマサ』と『タキ爺さん』も
後で自分の町に寄って欲しいと一方的に告げて去っていきます。

震えるこぶしを抑えつつ、最初は『タキ爺さん』の待つ『テラの湖』へ向かいましょう。



   

町の中にいるタキ爺さんに話しかけて、後は指示に従って先に進みましょう。
飛行機の残骸の中に入っていくと、不自然すぎるパスカル博士の手紙があります。
暗号で書かれていて解読が出来ないため、ティラミーの町のアルキメディス博士に解読してもらいましょう。

その気になる手紙の内容は

@ 自分はマカマカ団に捕まってしまった
A 怪奇城と呼ばれるマカマカ団の城へ連れて行かれた
B その怪奇城はテラの湖の南の山を越えたところにある

この3つのことが書かれています。
これを墜落真っ最中の飛行機の中で書いたというのだから
コナンの1巻で工藤新一が謎解きした事件の
犯人以上の平衡感覚の良さですね。


せっかくティラミーの町まで来たので、グルメ姫の肛門から一緒に脱出した
板前のマサ』にも会っておきましょう。

すると、彼は先程助けてもらった感謝の意味も込めて
ご馳走を用意してくれるとのことです。

ここは、お言葉に甘えて、世界一の板前を目指しているマサさんが
腕によりをかけて用意してくれた料理をいただくとしましょう。



遠慮するも何も、5人でこの量は少なすぎます。

それどころか、皿に乗っているのはエビフライとウィンナーらしきもの。
どう考えても世界一の板前を目指している者の作る料理ではありません。
そんなことを思いながら食べていると

ガールフレンド:『なんだか、お腹いっぱい食べたら眠くなってきちゃった。

当然のごとく今夜は泊まっていけという展開に発展します。
中途半端な顔をしている割にはその変の処世術は心得ているようです。

そんなこんなで、旅の疲れを癒すため、熟睡している主人公の部屋に
慌ててマサが入ってきます。

マサ:『大食い大王があんたたちを探しているらしい。
と一方的に告げ、さらに追い討ちをかけるように
マサ:『世界一の板前になるための修行を続けたいんだ。俺も連れて行ってくれ。

一気に捲くし立てて、こちらに選択する余地もなく一方的に仲間になります。
そもそもミジンコになった両親を元に戻すために旅に出ているだから

一緒に来たところで板前の修業はできませんけど?

まぁ、深く考えていても仕方ないので、とりあえず大食い大王の城へ襲撃に行きましょう。



   

城の入り口付近には、大量のブタがいます。
彼らは、どうやら『大食い大王』の食料のために飼われているようです。

その中でも、特に黒ブタが特にお気に入りだそうで、かなり怯えています。
こちらとしては、別に助ける義理もありませんし

この扉の前にいるブタが、一歩横にずれてさえくれれば
大食い大王と戦わずして先に進めるんですけどね。


そうは行かないのがRPGの宿命か・・

とりあえず詳しい事情を聴くために、飼育係の人に状況を尋ねるとしましょう。



あなたの位置から見えてるよ?

恋は盲目というけれど、それほどまでにブタを愛しているのか
それともただのバカなのか?(※その可能性以外考えられません)

そんなことなので、この頭の弱い飼育係に黒ブタをどかしてもらうのも無理っぽいので
諦めて大食い大王を倒しに行くとしましょう。

城の中をどんどん上に上がっていくと、やがて最上階に到達。
そこでは、主人公たちを待ち構えるかのように、大食い大王の姿が・・・



        

場所によって見えたり見えなかったりします。

目の錯覚なのか?死角を利用した巧妙なトリックなのか?
それともただのバグなのか?(※その可能性以外考えられません)

とにかくこのモヤモヤした気持ちを早く打ち消すためにも
さっさと大食い大王を倒しちゃいましょう。

一応ボス戦なので、バグのお陰で全員が使用できる回復技で
HPを回復してから、いざ激突☆大食い大王。



はい、埋まってます。

綺麗に下半身がありません。
それどころかボスの威厳すらありません。

わずか30秒前に引き締めた気持ちが一気に削がれましたが
画面のように、ありきたりな捨て台詞を吐いて、戦闘が始まります。



摩訶摩訶 『大食い大王』

言葉では言い表せないほどの、凄みがあります。
姿にダマされて甘く見てると、とんでもない事になりますよ?

通常攻撃にもかかわらず100前後のダメージを受けますので
それに耐え切れるだけのレベルが必要です(平均Lv.10前後)。

そして、なんとか苦労して倒すと・・・



これ程までにかっこ悪い断末魔は初めてです。

ボスキャラのくせに往生際が悪いったらありません。
つい先程までの激闘は一体なんだったのでしょうか・・・



わが生涯に一片の悔いなし!!

比べてください、この違い。

潔いとか悪いとかそういう問題以前に

もはやコメントのしようがありません。


憂鬱になりながらも、無事に命が助かったブタ達の所へ向かうとしましょう。
すると・・・



突如踊りだします。

有無を言わさず、踊りだします。踊りというよりも
夢に出てきそうなレベルの、見事な横移動の繰り返しです。

それ以前にこの時に流れるBGMのしょぼいこと、しょぼいこと。
そのしょぼさといったら

スーファミの本体ごと
カセットにアッパーしたくなるほどです。

それでは気を取り直して、まずは飼育係の喜びの声をどうぞっ!!



それもどうかと思うよ?

まだまだ若いんだし、他にもっと楽しいこともあるんじゃないかな。
まぁ、他人の人生に口出す義理もありませんし
そもそも最初から関わるつもりもありませんので気にしないでおきましょう。

さて、今度はなんとか食べられるのを免れた黒ブタさんの喜びの声をどうぞっ!!



有無を言わさず、奇妙な横移動アゲイン。

先ほどの出来事は何もなかったかのように
今度は黒ブタを交えて、再び先程と全く同じ踊りを始めます。

こんなに踊られたら、こっちのMPがゼロになってしまいます。

まぁ、何はともあれ、せっかく自分達のために踊ってくれたので
この黒ブタさんに感謝の言葉をかけるとしましょう。



無視かい・・・

完全に無視するどころかこちらの方を見向きもしません。
しょせん家畜ごときに話し掛けようとした自分が愚かだったのでしょうか。


突如現実に引き戻された気分です。


後味の悪さ全開で、一行はパスカル博士の足取りを追い
更に南下していくのでありました・・・




光が、光が見えるよ・・・


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