第5話 「この島からの卒業」

                



移動中では、仲間の変身技が使えないという衝撃的なバグを知り
本気でカセットを破壊しそうになりましたが社会人となった今では忍耐という2文字を覚え
なんとか、その危機も回避できました。

そんな摩訶摩訶日記も気付けばもう5回目です。

ってことで、一人でさっさと先に行ってしまったサラの後を追うため
一行は一路『火炎山』へ。




   

この山に住む伝説の火の鳥といつも遊んでいるというセラに会うため頂上に向かいましょう。

出現する敵の種類は、先程の『迷いの洞窟』と殆ど変りませんので強敵揃いです。
なので、ある程度のレベルがないと全滅します。

当然のごとく敵は異様なまでに出現しますが
迷いようがない一本道なので、こまめに回復しつつ頂上を目指しましょう。

1つアドバイスするならば、時々出現する『オームガエシ』という敵には注意して下さい。
バグか仕様かわかりませんが一撃で倒したとしても
こちらの与えたダメージがそのまま返ってきます。
HPに余裕がない時は逃げた方が無難ですよ?

そんな個性豊かな敵キャラ達を倒しながら先に進んでいくと、ようやく頂上が見えてきました。
そして、そこで・・・



   

こんな危険なところでも一人でいます。

ちなみに、後ろに移っている黄色っぽいのが火の鳥のようです。

この火の鳥は翼が傷ついているため、空を飛ぶことが出来ません。
また飛べるようになるには『レリカ』という薬草が必要なのだそうです。

そしてこの『レリカ』は、『南国城』の倉庫にあるようですが
警備がかなり厳重で、中に入る事が出来ないとのこと。

どうしようかと悩んでいると、ダンボール箱を身にまとった男が突如口を開きます。



限りなく不安な気持ちになったのは自分だけではないはず。

一同不安がよぎりましたが、ここはジョニーに任せるしかないようです。
ということで、ジョニーが一時的にパーティーから外れます。

先に行ってしまったジョニーの後を追うため、一向も『南国城』に向かうのですが
一人でこの山を下山するのは相当厳しいです。

ただでさえ敵が異様なまでに多いので、レベルが低いとあっという間に全滅しますよ?
今回も、一つだけアドバイスするならば
ひたすら逃げ回って、なんとかこの場を切り抜けて下さい。

無事に下山が出来たら、南国城の倉庫まで向かいましょう。
そこでは、普段はお目にかかれないジョニーの奮闘ぶりを目にすることが出来ます。



   

この警備兵アホすぎです。
こんなありえないシチュエーションを何の疑いもなく信じてしまうとは・・・

そもそも、24時間体制で警備してるのに
突然目の前に転がってきたダンボールを倉庫の品物と間違えるか?
しかも、この箱には『愛媛みかん』って書いてあるんですよ?
この島にあるはずのない物なので、それくらい気付いて欲しいものです。

そのそもジョニーに任せなくても
この城の王様の娘であるシンシアと結婚しているのだから

次期王様である主人公が頼めば
何の苦労もする必要なかったんですけどね。


ちなみに、この倉庫には『レリカ』以外は
炊飯ジャー』や『ブリキの剣』などたいした物は入っていません。

この程度のガラクタを、命懸けで守らされている警備兵が可哀そうで仕方ありません。

そんな感じで、無事『レリカ』を手に入れたら
先程の傷ついた火の鳥に持っていってあげましょう。
すると・・・



摩訶摩訶 『火の鳥』

えぇぇぇえぇぇぇえぇぇぇぇ!?

不自然すぎるほど足が伸びましたよ、この鳥。

それもさることながら
何故に関西弁?

わからないことだらけで、頭が混乱してきました。というか・・・


カセット引っこ抜いて壁に叩き付けたくなりました。


「欧州の天地は複雑怪奇」と名言を残して辞任した
平沼騏一郎内閣も、こんな気分だったのでしょうか・・・

どうやら、セラが薬草の種類を勘違いしていたために
火の鳥は、こんな状態になってしまったようです。

結局、翼の傷は癒えてはいないけど、代わりに足が伸びたので
背中に乗せて、走ってこの島からの脱出を手伝ってくれると言うのです。
飛ぼうが走ろうが、この島を脱出できるということなので結果オーライですね。

そんなこんなで、セラともお別れの時が近づいてきました。
最後の別れの挨拶に、一同しんみりとなっている時に・・・



この火の鳥バグってます。

緊張感ゼロのこの演出がまた素晴らしい。
このバグってる物体を横目に、お別れの時は刻一刻と近づいてきます。

そんな中 最後にジョニーが言ったセリフ
「こんな かわいい子に励まされると照れるぜ。」

美的感覚が逆転しているこの島で、島一番のブスとして蔑まれてきたセラにとって
よっぽどジョニーの誉め言葉がうれしかったのでしょう。
お礼に『動物と話す能力』を教えてくれるというのです。

今は必要のない能力ですが、この先何かあったときに役に立つかもしれません。
ありがたく教えてもらうとしましょう。



「覚えてしまった!!」って・・・

嫌々教わった感が画面越しでも痛いくらい伝わってきます。
そもそも、ジョニーが誉めたはずなのに何故か主人公に教えてくれました。
初めて会ったときから思ってましたけど
この女、救いようがないくらい お茶目さんですね。

それとも、ダンボールを身にまとった人に関わりたくないだけなのでしょうか。

お別れの挨拶も終わり、次の島まで送ってくれるということなので
この島とも無事お別れできることになりました。

さっそく『伝説の火の鳥』に乗って、この島を脱出するとしましょう。



   

このかっこ悪さは、ある意味伝説です。

ちなみに、上の画面は火の鳥に乗って島を渡してもらっているところです。

そして、どうやらこの火の鳥

水の上も歩けるようです。
ここまでくると、もう何が起こっても不思議じゃなくなってきましたね。

そうこうしている間に、無事(?)次の島に到着することができました。
そして、中途半端な関西弁で主人公たちに別れを告げ、火の鳥は去っていきます。
感謝の気持ちを込めて、最後まで見送ってあげましょう。



バグってんだか飛んでんだか・・・
最後の最後まで楽しませてくれた火の鳥に乾杯。

『レリカ』によって翼の傷は癒えずに、代わりに足が伸びただけなのに
何故か飛んで帰った火の鳥には、思わず敬礼してしまいました。
まぁ、飛んでいるのかどうかは上の画像からは理解しかねますがね。

何はともあれ、これでパスカル博士の足取りを追い、先に進むことができます。
この島では色々あったけど、いざ離れるとなると感慨深いものがありますね。

それでは、最後に一言だけ言わせて下さい。






さらば、シンシア・・・




もう続ける気力が・・・


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