第3話 「飛行機、飛び立つ」

                


進行速度が遅すぎると評判の第3回摩訶摩訶日記です。
前回は、RPGの醍醐味である戦闘シーンを初公開しました。
あまりのお粗末さに、いろんな意味で衝撃を受けた人も少なくないでしょう。

さて、パスカル博士の後を追い、空港に向かった主人公。
そこで彼を待ち受けていた衝撃の事実とは一体なんだったのか?



誰も見送りに来てないのに
お別れの挨拶をしている痛い人見っけ!!

それでは みなさん!』ってセリフがまた痛い
本来ならば極力関わりたくないのですが、ゲームを先に進めるには致し方あるまい。
飛行機が飛び立つ前に、急いでパスカル博士の元に向かいましょう。

すると、そんな主人公の前に立ちはだかる影が・・・



   

鼻の下あたりを思いっきりグーで
殴ってもいいでしょうか?

殺意を覚えるほどのふざけた態度に、怒りが噴出してきますが
確かに搭乗券を持っていないこちら側に非があるのも事実です。

幸い『金の延べ棒』を売っ払って、お金には不自由していない。
急がないと飛行機が飛び立ってしまうため、搭乗券を買いに売り場へ走る。



ノォ〜〜〜〜〜ッッッ!!!

ある程度、予想できていた展開とはいえ
こうもはっきりと否定されると、さすがにヘコむ・・・

もう少し申し訳なさそうに言えよ、と思いつつもこの店員には罪はない。
空港の搭乗券売り場に、タンスがあるという不自然さ以上にこのショックは大きい。

何とかして飛行機に乗り込むべく、辺りをくまなく探索してみることにしましょう。
すると何やら怪しげなダンボールを発見。

とりあえず、近付いてみると・・・



摩訶摩訶 『さすらいのジョニー』

ダンボールから何かでてきた。
そして、話し掛けてもいないのに一方的にしゃべり掛けてきた。

まるで「あんたの事情は全てお見通しさっ」と言わんばかりに。

しかしそんな中で、一言だけ今の自分にとっては喉から手が出るほど欲しい情報が・・・

『飛行機のただ乗りなんて朝飯前よ!!』

神よ。オマエはなんていいヤツなんだ。
だが、こんな橋の下にいそうな人に一体何ができるというのだ・・・
そんなこっちの不安を察知したのか、彼はこんな言葉をつぶやいた。



どうやらダンボールに入り
荷物にまぎれて潜入するつもりです。

あまりに古典的過ぎる作戦に
一瞬耳を疑いましたが、意外とこういったシンプルな方法だからこそ
従業員の目を欺けるのかもしれません。

ただ悲しいかなこの会話・・・

従業員の真後ろでやってたら意味なくね?
この会話筒抜けだお☆


しかし、こちらの想いを無視するかのように
話はタンタンと進んでいきます(当然こっちには選択権はない)。

そして、無謀ともいえるこの作戦が遂に決行されることとなる!!



   

意外と、あっさり行けた。

この空港の従業員は、怠慢な職員が多いのか、それとも


ダンボールを被った人間に関わりたくないのか。


いずれにしろ、あっさりと飛行機のただ乗りに成功しました。
とりあえず結果オーライってことで。

まぁ、何はともあれ『さすらいのジョニー』に出会ったことによって
無事に飛行機に乗り込むことが出来ました。

見た目はいろんな意味で危険ですが、人としてお礼を言っておく必要があるので
恐る恐る、彼に話し掛けてみると・・・



無視かい。

今までは話し掛けてもいないのに、散々しゃべりまくっていたはずなのに
こちらから話し掛けてみると、だんまりを決め込まれます。

ナディア並のわがままさに怒りゲージは満タンになってしまいましたが
ここで、こんな危ない人にかまってる暇はありません。

ちゃっちゃと、パスカル博士の下に向かいましょう。


イカじゃありません、飛行機です。

スーパーファミコンだというのに、このグラフィック。


素晴らし過ぎて、言葉も出ません。


そして、ある程度予想はできてるとは思いますが・・・



   

やっぱり乗っ取られてた!!

この分かり易い展開ってこそ、摩訶摩訶ワールドの真骨頂。

まぁ、なんにせよ大事なパスカル博士がマカマカ団に捕まったとなれば、それは一大事。
幸い敵はの数は僅か3匹。
ちゃっちゃと倒して、パスカル博士救出劇といきましょう。



摩訶摩訶 『スチュワーザコ』    摩訶摩訶 『ザコパーサー』

ボスキャラだろうがザコはザコ。

レベル1だろうが、問題なく倒せますので
サクサクッっと殺っちゃいましょう。

これで邪魔者はいなくなりましたので
じっくりとパスカル博士と話ができると思ったら・・・



   

飛行機が変なところから真っ二つにっ!!

何と言うかいろんな意味で驚きの出来事。
せっかくパスカル博士に会えたと思ったのに、飛行機が分裂しちゃいましたからっ!!
残念っ!!

ってか、これじゃあ飛行機墜落するってばっ!!



   

頭の部分が爆発して、飛行機墜落!!

なんという悲劇。これではパスカル博士どころか、自分の命すら危うい。
必死で何かにしがみつき、後はもう神に祈るしかない。



墜落したはずの飛行機が、上空から出現!?

画面の右下へ向かって、墜落していった飛行機。
その飛行機の頭の部分が、画面から消えると同時に、こんどは再度左上から出現するという
山上兄弟もビックリの荒業を披露。

序盤にして、早くも伝説のクソゲーの名に恥じない素晴らしい演出です。

そんなことに感心している間に、飛行機はどんどん墜落していきます。
この後、一体主人公の身はどうなってしまうのだろうか!?


はたして彼は無事なのか、それとも・・・




続いてもいい?


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