第06回 「ドSな勇者様と、ドMな僕と・・・」

                

※ 完全なるネタバレを含んでますので、気になる方は「戻る」ボタンをポチッとな。




「完膚なきまでに叩きのめされた前回から、だいぶレベルを上げて戻ってまいりました (・o・)ゞ
「えー、まだこのコーナー続けんのー?」
「何言ってんですか、最後までやり遂げるって決めたじゃないですか!!」
「雪ちゃんはドMだから心地良いだろうけど、一般人にとっては、このゲームの設定は厳しすぎるよ・・・」
「いやいや、別に心地良くはないですって・・・」
「ドMって部分は否定しないんだ?」
「・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「では、前回のリベンジマッチから始めるとしましょうか。」
「否定しないんだ。」



     



  
「おっ、だいぶレベル上げ頑張ったね。」
「一人で黙々とやるプレイには定評がありますから。」
「さすが、一人ぼっち暦が長いだけある。」
「・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「頑張ってレベル上げしただけあって、無事にリベンジ成功!!」
「否定はしないんだ。」







  
「お、行方不明になっていたローラン姫は、こんなトコに捕まってたんですね。」
「心なしか、前にも全く同じような光景を見たような・・・」
「自分もそんな気がしてなりません・・・」
「でもまぁ、同じ展開ってことは、この後の展開は、当然・・・ (・∀・)ニァニァ
「それしかないでしょう (・∀・)ニァニァ









  



「ドS勇者光臨。」





「勇者らしからぬ命令口調。」


「さすが、伝説の勇者様!俺たちに出来ない事を平然とやってのけるッ!!」
「そこにシビれる! あこがれるゥ!!」
「あれ、でもここにローラン姫が捕まってるなんて話しあったっけ?」
「いや、敵を倒して初めて知りましたよ・・・」
「ボスの登場も唐突なら、姫の登場も唐突だな。」
「それにしても、どういう経緯で捕まってたんですかね?」
「うーん、なんでだろ・・・」
「これまで伏線らしきものもなかったですし。」
「だよね。何でかなぁ・・・」
「うーん・・・」
「・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「まぁ、悩んでもわからないものはわかんないし。」
「ですね。」
「そして、いま重要なのは、そんなことじゃないし。」
「ですね。」



「さっさと見せるもん見せやがれ!!」










  
「くぅ〜!! 姉妹揃って、やきもきさせるぜぇ!!」
「何気にこのディスク入れ替えが、絶妙な放置プレイを演出しやがりますね。」
「ドMにとっては、極上のご褒美だね。」



「・・・・・おっ!!」
「おぉっ!!!」
「おぉぉぉぉっ!!!!」







※ 画像は一部加工してあります。





  



「ズキュウゥゥン!!!」





「やっぱり上まで脱がされてるー!!」


「職権濫用しまくってるー!!」
「見えちゃいけないトコまで見えちゃってるー!!」
「若い女子のおっぱい、しかと見届けた!!!」
「本来、見るべきトコはアザだけど、しかと見届けた!!」
「いやー、ディスクシステムとは思えないグラフィックだね。」
「激しく同意。」
「職権濫用と言われようと、こういう演出好きだぜ、ボディコンクエスト。
「激しく同意。」



      



  
「ローランの指輪の魔力で、『フェザーンの村』の呪いがとけるんですね。」
「あれ、確か前回の『しゃべる屍さん』は、『魔物を倒す事で呪いがとける』って言ってなかったけ?」
「ですよね。どっちが正しいんですかね・・・」
「ってか、ラスボスの名前って『りゅうおう』なんだね。」
「某国民的RPGのラスボスと丸かぶりですね・・・」
「だよね・・・」
「いろんな意味で大丈夫なんですかね・・・」
「・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「まぁ、どっちでもいっか。」
「ですね。」



「レトロゲームだし。」
「ちゃっちゃと姫さん連れて、地上にでますかね。」
「ですね。」









  



「!!!!!!!」





「えぇーーーっっ!?」


「息絶えましたよ・・・」
「息絶えましたね・・・」
「登場も唐突なら、去り際も唐突だな・・・」
「唐突極まりないですよ・・・」
「知らない男に股間をガン見されて死ぬなんて、いくらなんでも、うかばれないでしょ・・・」
「ローラン姫の心中を察したら、涙で前が見えなくなりました・・・」
「その気持ちに応えるためにも、彼女が命を懸けてまで救った『フェザーンの村』へ向かうとしますかね。」
「ですね。」



      



  
「相変わらず、情報で溢れかえってますね・・・」
「さすが情報社会。」
「微妙に意味が違いますけど・・・。とりあえず情報を整理してみましょうかね。」
「おねぇげぇするっす。」
    



     @  『フェザーンの村』から、はるか北西に行ったところに『アマンの町』がある。

     A  『アマンの町』には、悪魔の呪いが届かず、子供がたくさんいる町である。

     B  セリーヌ姫には、姉がいて、しかも巫女をやっている。

     C  この町の東にあるダンジョンに、伝説の防具『ドラゴンの鎧』が隠されている。

     D  『三日月の沼』には、どんな扉でも開く事ができる『鍵』が隠されている。



 
「だいたいこんな感じですかね。」
「んじゃあ、『ドラゴンの鎧』と、『何でも開けられる鍵』をゲットしつつ、『アマンの町』に向かいましょうかね。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「あれ、何か間違ってた?」
「いや、そうじゃないんですけど、この町を見てて思った事があるんですけど、いいですか?」
「あれ、雪ちゃんもそうなんだ? 実は自分も思った事があったんだ。」
「あ、そうなんですか。奇遇ですね。」
「じゃあ、せーので一緒に言う?」
「そうですね、そうしましょう。」


「せーの」












  



ドラゴンクエスト 『ロトの紋章』




  




こういう演出、好きだぜボディコンクエスト・・・






ここまで徹底されると、逆に潔い・・・



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