法に触れるんじゃないかって程の残業の毎日で
完全に廃人になりかけていることが、更新頻度が遅い原因だと信じて欲しい。
そんな言い訳Maybe から始まった摩訶摩訶日記も、本当は好きだと叫びたい第24回目です。

さて、前回はパーティー最高の戦闘能力を誇っていたガールフレンドが離脱し
摩訶摩訶史上最高の野性味を誇るシンシアがパーティーに加わるという怒涛の展開を経て
ミジサイバー装置を止める唯一の手段となる『ギガの鉱石』の入手に成功しました。

それでは準備が整ったところで、ミジサイバー装置がある『秘密工場』へと戻り
マカマカ博士の野望を阻止しにいきましょう。

そこで主人公一行を待っていた人物とは・・・



    

     

先程、敵から解放した村人が待ってくれていました。

逃げ出したい気持ちを抑え
ミジサイバー装置の動力炉まで誘導すべく、主人公一行を待っていてくれました。

これが美少女であればフラグが立つところですが
何せ老いぼれたジジイなんで、そんなフラグが立つはずもありませんので
導かれるままに先に進んでいきましょう。

無事に到着したら、この装置の作動を阻止するため
シンシアから譲り受けた『ギガの鉱石』を、動力炉の中に放り込みましょう。



ポイッ ( ̄ー ̄)ノ" ゜  ■ (←ギガの鉱石)  



一瞬の静寂がその場に訪れた後
聞き慣れない音鳴り響き、その場を支配する。

その音の正体とは・・・



パスカル博士からのメッセージベル。


その音の主は、ミジサイバー装置の停止音ではなく
もらった覚えの全くないパスカル博士からのメッセージベル。

ようやくマカマカ博士の陰謀が阻止できるという歴史的瞬間に
絶妙なタイミングで「待った」がかけられました。

そのメッセージベルの向こう側から発せられた言葉の内容とは・・・



     

「ヤン博士の科学方程式をやっと分析できたよ。
どうやらミジサイバー装置は、最後にギガの鉱石を入れて
完成するそうだ。

これがなければ、ミジサイバー装置は完全には動かない。
これでマカマカ博士の野望が阻止できるぞ!!」





「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」




「え?なんだって?もう一度ゆっくり言ってくれないか?」




「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」




「なに?それはギガの鉱石を動力炉に入れてしまったと解釈していいのか?」




「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」




「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」




「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」




「・・・・・それ、マジで言ってる?」




「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」




「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」




「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」







「・・・・・た、た、た、た、大変だぁっっ!!!」



摩訶摩訶クオリティ

見ておくがいい!
ギガの鉱石を入れるということはこういうことだ!!



この状況ってマジヤバくね?
そう思った刹那、動力炉から真っ赤な光線が噴射します。


「あ、あれは憎しみの光だ・・・」


その場にいた1人が、そう呟いた。


最愛のガールフレンドを失ってまで手に入れたギガの鉱石が
まさかミジサイバー装置を完成させてしまうという、恐ろしいアイテムだったとは。
そんな衝撃的な展開で、言葉を失い立ち尽くす仲間たち。


こんな大変な状況になっている中、当の主人公は・・・




摩訶摩訶 守備力0 『伝説のバグ』

もっと大変なことになってます。


え?ちょっ、何?どういうこと?
何がどうなってんの?? ねぇ、ちょっと誰か・・・?

誰か・・・!!

ねぇ・・・僕を助けてよ!誰か僕を助けてよ!!


そんな魂の叫びが、その場に空しく響き渡った。


世界中の人々が、ミジサイバー光線によって次々とミジンコに変えられるという大変な状況の中
なぜか守備力が大変な事になってしまった理由について考えてみるとしよう。


振り返ってみると、このところ雑魚キャラからの攻撃にも関わらず
主人公がありえないくらいのダメージを受けたり
気付いたらいつの間にかグロッキー状態になっているなど、確かにおかしな点が多かった。

ということは、あの頃からすでに、この状況に陥っていたというわけか。
だとすると、考えられる原因はただ一つ!!




悲しいけどこれ、バグなのよね。
ですよねー☆


それ以上でもそれ以下でもない摩訶摩訶のお家芸が炸裂し
主人公の守備力が何の前触れもなくリセットされました。

斬新過ぎる演出を目の当たりにし
このゲーム自体をリセットしたくなりましたが
大人しくパスカル博士の待つ『サイエンの町』へと戻りましょう。


当然その道中は、主人公の限りなく『無』に等しい守備力では
極寒の地を全裸で練り歩いているようなもんですから

まぁ、殺られる、殺られる。

通常RPGの主人公は、パーティーの中で一番強い事が一般的ですが
この摩訶摩訶の主人公ときたら・・・



あえて言おう、カスであると!
ですよねー☆


そんな感じなので、ラストダンジョンでもないのに
毎回の戦闘が命がけという死線を潜り抜け、何とかサイエンの町へ到着。
そこで再会したパスカル博士から一言・・・



全くです。

あと30秒早ければ、こんな大変な状況にならずに済んだのですが
過ぎた事をとやかく言っても仕方ありませんので
ここは大人しく彼らの言葉に耳を傾けるとしましょう。

どうやらパスカル博士は、この状況を打破するために
世界各地の様子を手に取るように眺める事が出来るという
『ワールドモニター』なるものを発明してくれていました。

それでは早速そのワールドモニターで、世界各地の被害状況を調べてみるとしましょう。

そこで目に飛び込んできた映像とは・・・



     

見えるぞ!私にもミジンコが見える!!

ワールドモニター越しに映し出される世界は
ミジンコ人間で溢れかえっています。

さらには、そのミジンコが全員同じ方向を見つめているという
「シュール」以外形容のしようがない状況に陥っています。

そんな変わり果てた世界を、絶望的な眼差しで見つめていると
隣でモニターを見ていたアルキメデス博士が、ある事を発見します。

その発見とは・・・



見えるぞ!私にも伝説が見える!!


以下、この映像を前にした博士一同の会話



パスカル : 「も、もしや、ここがあの伝説にのみ語られる魔の谷では・・・!」

パスカル : 「そうに違いない!マカマカ博士はこの魔の谷にいるのだ!!」

アルキメデス : 「もはや猶予はない。マカマカ博士を倒さぬ限りミジンコ人間は元には戻らない!」

パスカル : 「みんな! 魔の谷は『モンテシカゴの町』の北東の方角だ!」




何かもう打ち切りが決まった連載漫画のように
ここまで張り巡らせてきた伏線が、わずか数秒で回収されます。



そもそも、マカマカ博士の居場所を知っていたのなら
こんなに遠回りさせずに、最初からその場所へ誘導して欲しかった。


ツンデレにも程がある。


そんな一連のやり取りを経て、いよいよ最終目的地である『魔の谷』へ向かうことになるのですが
パスカル博士から「今まで共に戦ってきた仲間を集めるのじゃ。」と提案があり
ウルウルボーイが、かつての仲間『ジョニー』『マサ』『ガールフレンド』を探すためパーティーから離脱します。

3人編成となった主人公一行は、以前に『張り手ババア』の張り手によって顔面を腫らし
顔張れブラザーズを結成した相方である『マイケル』に会いに
『モンテシカゴの町』へと向かうこととなります。

その町で久しぶりに再会したマイケルさんは・・・



摩訶摩訶 『マイケルさん』

何があった?

久しぶりに会ったマイケルさんは
異常なまでに顔面が凹んでいます。

どうやら彼は、マカマカ団と一戦交えた際に
こんな顔にさせられてしまったようなのです。


以下、そんなマイケルさんと主人公の会話



マイケル : 「そういえば、オマエら張り手ババアの行方を知らないか?」

主人公 : 「何で?」

マイケル : 「あの張り手なら、この凹んだ顔も元に戻すことが出来るはずだからな。」

主人公 : 「・・・・・・・・・・・。」

マイケル : 「そういうわけだから、オマエらも見付けたら教えてくれないか。」

主人公 : 「ってか、張り手ババアなら、自分らの船にいるけど?」

マイケル : 「何ィ!? オマエらの船にいるだって!? どうりで探して見つからなかったわけだ。」

マイケル : 「船ごと来てもらえばいいから、サンポートの町まで張り手ババアを連れてきてくれ。」



凹んでしまった顔は、張り手ババアの張り手で元の大きさに戻すんだ!!

そんな彼の強引過ぎる理論に圧倒されつつも
指定された『サンポートの町』の船つぎ場へと船を運び
そこで一足先に待っていたマイケルさんに声を掛けると・・・



いやいや、目の前にありますよ。


そう突っ込んでみたものの
改めて考え直してみると、彼が怒るのも致し方ないのかもしれません。

と言うのも、マイケルさんの目の前にある船は
老人の生命エネルギーをエンジンの替りにし
さらには、オールもないため老人が素手で漕いでいるという状況なので


確かに『船』と呼ぶには程遠いかもしれません。


そのため必死に説明するも、全く理解が得られません。
そんな状況の中、主人公が吼える!

ババアがエンジンとオールを代用して何で悪いんだ!これは船だよっ!!

そんな必死の訴えが通じたのか
マイケルさんはこの状況に納得し、さらには・・・



     

エンジンをやる代わりに、ババアを借りるぜ。

新しいエンジンとババアエンジンを交換してくれるというのです。

さっそくエンジンを取り替えるべく
張り手ババアを船から引き剥がす作業が開始されます。

この間、誰一人言葉を発することなく黙々と作業は進められますが
この一連の作業、シュールすぎやしませんか?
そして


メッセージウィンドウが黄色くなってやしませんか?


いつの間にやら注意信号が灯っているメッセージウィンドウを横目に
着々と、船と同化している張り手ババアが引き剥がされていきます。

思わぬ形で老人虐待から開放された、張り手ババアの第一声は・・・



へっ、おびえてやがるぜ、このババア。

これまでの一連のやり取りを見ていると
どちらが悪者なのか、わからなくなってしまいそうです。

何はともあれ、心を入れ替えた張り手ババアは
マイケルさんの願いを素直に聞き入れ、凹んだ顔に全力で張り手をお見舞いし
見事に元の顔に戻すことに成功します。

そんな摩訶不思議な光景に歓声が沸く中
張り手ババアが口を開きます・・・





  ( ゚д゚)  <えーと、ワシの『張り手』を差し上げましょう、、、、
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/    /
     ̄ ̄ ̄



  ( ゚д゚)  ピコピコ
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/    /
     ̄ ̄ ̄



  ( ゚д゚)
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/    /
     ̄ ̄ ̄



  ( ゚д゚ )
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/    /

  






  ( ゚д゚)  <えーと、この張り手があれば空を飛ぶことができる、、、、
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/    /
     ̄ ̄ ̄



  ( ゚д゚)  ピコピコ
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/    /
     ̄ ̄ ̄



  ( ゚д゚)
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
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     ̄ ̄ ̄



  ( ゚д゚ )
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/    /

  


そして、言われるがままに
切り落とされたババアの張り手を使用してみると・・・






・・・・・・・・・・。















      






・・・・・・・・・・・・・・・。











悲しいけど、これ摩訶摩訶なのよね・・・






ここにきて、更なる加速を見せ付ける摩訶摩訶ワールド。
この先一体どんな展開が待ち受けているのだろうか?



To Be Continued・・・




べ、別に、感想が欲しいなんて思ってないんだからねっ!!


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