ドクロの顔をした謎の島にある『秘密結社マカマカ団』。

そんな悪の組織が『マカマカ総統』の名の下に世界制圧をもくろむという
ありきたりな ＲＰＧの王道を突き進む展開で壮大なドラマの幕は上がる。

別に勇者でもなく、不思議な力が使えるわけでもない。
ごくごく平凡な生活を送っている主人公。

そんな彼の元に、人間の言葉を発する九官鳥が
彼女からのラブレターを運んできた。

ラブレターを読みながら至福の時を満喫している彼に
何の前触れも無く悲劇が舞い降りる・・・


突如、雷が家を直撃っ！！ 悲鳴を上げる父と母っ！！

ＲＰＧ史上稀に見るリアルな叫び声に驚いた主人公。
急いで階段を駆け下り、家族のもとへと急ぐ。

そこで、彼は予想だにしなかった光景を目の当たりにすることになる・・・

雷の直撃を受けたはずなのに家が無傷ということも疑問ですが

それ以前に何でミジンコ？

石になるわけでも、動物の姿になるわけでもなく
あえてミジンコを持ってきたあたりが、摩訶摩訶ワールドの醍醐味か。

どうすればいいのか途方にくれる主人公のもとに
例の彼女が、急いで駆けつけてくれました。

さすがこのゲームで唯一まともな女性キャラなだけはありますね。

言いたいことだけを、一方的に言って足早にその場を後にするガールフレンド。
その場に一人取り残される主人公。


しょせんは、他人の親ってことか。


何はともあれ、ミジンコになってしまった両親を元の姿に戻すため
旅に出なくてはいけなくなってしまいました。

そのためにも、まずはＲＰＧのセオリー中のセオリー
タンスやツボを調べて、アイテムを集め準備を整える必要があります。

そうと決まれば、手始めに主人公の部屋から調べて回るとしましょう。

それはともかく、このパンティ・・・装備できるんですけど?

履くのか？それとも頭に被るのか？

どっちにしろこの主人公、ゲーム開始わずか５分足らずで変態に認定です。
とりあえず、気を取り直して町の中を探索するとしましょう。

先程の町を襲った雷の凄まじさを物語っているかのように
町のあちこちが損傷しています。そんな中

ミジンコになってしまったのが主人公の両親だけという不自然さには
あえて触れないでおきましょう。

そんなことを思いつつ町を探索していると
ここだけ何故か無傷なガールフレンドの家を発見。
さっそく話掛けてみるとしましょう。

オマエ 今さっき、さらっと暴言吐いて去ったばかりだろ。

まるで何も見ていなかったかのような口ぶり。
まさか、何もなかったことにするつもりなのか？

九官鳥から話を聞いたって言うけど、一緒に見に来てたやん。
そして、はぐれメタルのごとく去っていったやん。

この世界の住人には、常識ってものが通用しませんね・・・

ドラクエなどの従来のＲＰＧでは
そんなのが一般家庭のタンスに入ってるわけねーだろってのが入ってたりしますけど
そこがこの摩訶摩訶のいいところ。
リアルなものがわんさか出てきます。

あっ、ちなみに これは装備できませんよ？
パンティーだけでも十分犯罪なので、これ以上罪を重ねるのはやめておきましょう。

また、この家にある宝箱を注意深く調べると『皮のドレス』が手に入ります。
後で鑑定してもらうと、かなり強力な『ぱわぁどドレス』に早変わりしますので、取り忘れに注意。

この一度調べた宝箱を、更にもう一度注意深く調べるとアイテムが手に入るシステムは
他のＲＰＧには、あまりないシステムなので、素直に素晴らしいと思いますね。

何はともあれ、彼女の話によると、彼女の父である『パスカル博士』ならば
ミジンコ人間を元に戻すことができる方法を知っているかもしれないとのこと。

今は、世界学者会議に出席するため空港に向かっているので
急げばまだ間に合うとのことだった。

一刻も早くこの旅を終わらせたい気持ちも分かりますが

まだまだ、この『ふるさとタウンの町』でやり残したことがあるので
それらをすべて済ませてからにしましょう。

画面では少し分かりにくいですが（ヘソクリなのである意味当然か？）
上記の箇所を調べると『金の延べ棒』が９本手に入ります。

これで序盤はお金の心配をすることなく、ゲームを進めることが出来ます。
早速換金して装備を整えておきましょう。

最後に、このゲームでは何度もお世話になる『霊媒師』さんの所へ寄っておきましょう。

この『霊媒師』に前世の姿を調べてもらうことによって
前世の力を借りた攻撃が可能となります。
まぁ、世間一般のＲＰＧでいう魔法みたいなものですね。

それにしても、シャバシャバ族って一体・・・

さぁ、これで準備は整いました。
ミジンコ人間にされてしまった両親を元の姿に戻すために
急いでパスカル博士の元に向かいましょう。

突っ込みどころが多すぎて、かなり時間をロスしてしまいましたからね。