8月13日 にちようび
そうだ!婚活してみよう 〜第四夜〜

                


「よっしゃ!! 第4回婚活日記 始めるぜ!!」
「・・・・・・・・・・・・。」
「あれ、どうしたの、テンション低くない?」
「・・・・・まだ、やるんすかこのコーナー?」
「え、やるよ、やるに決まってんじゃん。人の不幸は密の味って言うじゃん。君の不幸をみんなが待ってんじゃん!!」
「・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「うわーん、みんな嫌いだー!!」
「ふぅー ( ´兪)y-~~





【 前回の『そうだ!婚活してみよう。 第三夜』はこちらからどうぞ 】




「ってことで、運営の手のひらに踊らされて、まんまと『プラチナ会員』になったわけだけど。」
「なんて身も蓋もない・・・」
「んで、その後の成果はどうなの?」
「成果・・・・・ですか?」
「うん。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・。」





「何の成果も得られませんでした!!」






「そんな事はわかってんだよ!! その過程を話せって言ってんだよ!!」







「えぇぇぇぇ、最初から失敗前提なんすか!!!???」






「35歳にもなって、未だに平社員で、AKBヲタで、エロゲーばっかりやってる引きこもりのクソ人間なんて

とっくの昔に、孤独死フラグが立ってんだよ! いい加減気付け!!」




「孤独死フラグて・・・」
「でも、プラチナ会員になった以上は、それなりに活動はしてるんでしょ?」
「そりゃしてますよ。月額3000円も払ってるわけですから。」
「地味に高いな。」
「ホントそうですよね。3000円って言えば、AKBのシングルが2枚買えちゃう値段ですから。」
「いや、AKBを比較対象にされても・・・」
「まぁ、っていっても握手会に行くなら、5〜6枚は買わないと話にならないですけどね ( ̄ー ̄)ニヤリ
「しばらく孤独死フラグは折れそうにないな・・・」


「ってなわけで、このブライダルネットでは『あいさつ』が成立しない事には、その先に進展する事ができないので

 もうホント片っ端から『あいさつ』を送りまくりの日々ですよ。」

「確かに、全てはそこからスタートだしね。」
「もう親の敵のように送りまくりましたよ!送って、送って、送りまくってやりましたよ!!」
「んで、結果どうだったの?」
「結果・・・ですか?」
「うん。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・。」





「何の成果も得られませんでした!!」
「ダメダメじゃん。」










1週間で109人に挨拶を送って、挨拶成立が4件て・・・」
「なんなら、翌週、その翌週はさらに低倍率ですからね・・・
「予想の遙か下をいく数字だな、これは・・・」
「前田敦子の卒業公演の当選倍率並の低さですよ、ホント・・・」
「いや、AKBを比較対象にされても・・・」
「挨拶が成立した全てが、前回話した『ありがとう』のみの返信か、『明らかなサクラ業者』ですからね・・・」
「実質0件じゃん。」
『足あと』はつくんです。足あとはつくのに、こちら側からの挨拶を受けてくれないんです・・・」
「ってことは、プロフィールを見た上で、挨拶を受けるに値しない人間だって判断されたってことじゃん。
「いや〜〜〜!!はっきり言わないで〜〜ッッ!!」
「思ってた以上に、雪ちゃんって商品価値が低くいんだね。」
「絶望という言葉しか思い浮かびません・・・」
「これから先どうすんの?まだ婚活続けるの?」

「まだだ、まだ終わらんよ!!」
「お?まだ何か策でもあるの?」
「実はこのブライダルネットなんですが、他の婚活サイトと大きく異なる点が1つあるんです。」
「へー、そうなんだ。」
「それが、この機能です!!」











「それが、この『婚活コンシェルジュ』の存在なんです!!」
「婚活コンシェルジュ?」
「この『婚シェル』は、結婚相談所のノウハウを活かして、ブライダルネット専属のコンシェルジュが悩み相談に乗ってくれるんです!!」
「ほうほう。」
「プロフィールの書き方やメッセージのやりとり、初めてお相手と会う場所など、どんな事でも相談に乗ってくれるです。」
「なるほど。」
「つまり!!このコンシェルジュに相談すれば、今の状況を打破するアドバイスがもらえると思うんです!!」
「確かに、何か的確なアドバイスがもらえるかもね。」
「それでは早速、悩みを打ち明けてみます!!」
「よっしゃ、いったれ!!」
「・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「それだ!!」
「これは完全に盲点でした。」
「だね。」
「さすが最強の婚シェル軍団。まさか、こんなアプローチ方法があるなんて。」
「ってか、このアプローチ方法って、まさに雪ちゃんのためにあるような方法じゃない?」
「ほんと、それな!!」
「これは、ちょっと希望の光が見えてきたんじゃない!!」
「よっしゃ!! ここから、大逆襲の始まりだ!!」
「おーーー!!!」




ってことで、この続きはまた次回、気が向いたら書きます。
なかった場合はお察し下さい・・・ 




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