6月1日 げつようび
今さら感が半端ないけど『進撃の巨人』について熱く語ろう・・・



※ 微妙にネタバレを含んでいるので、気になる方は「戻る」ボタンをポチッとな。






ーーーその日、人類は思い出した。


巨人に支配されていた恐怖を・・・






『進撃の巨人』 01巻 表紙     『進撃の巨人』 全巻


『進撃の巨人』
作画 : 諫山創 (『別冊少年マガジン』連載中)

いまさら感が半端ないけど、女子高生から社会人に至るまで幅広く読まれており
今や、国民的漫画へと駆け上がった『別冊少年マガジン』の看板作品。

ド派手なアクションシーンと、緻密に張り巡らされた伏線が複雑に絡み合う壮大なストーリー。
もうね、これがめがっさ面白いわけですよ。めがっさ熱いわけですよ。

一度読みはじめたが最後。続きが気になってしかたなくなり、ページをめくる手がとまらない。
もうね、かっぱえびせん状態なわけですよ。

そして、これほどまでに熱くて脳汁がピューピュー吹き出してとまらなくなる『進撃の巨人』が
諫山創先生のデビュー作ってんだから、末恐ろし過ぎますよね。

この末恐ろしさはまるで、AKB48のシングル『大声ダイヤモンド』でセンターを務めた
当時、公演デビュー前の小学生だった、SKE48の松井珠理奈を思い出しちゃいますよね。


思い出しませんか。そうですか。



    
 進撃の巨人 『巨人ユミル』
 



絶望しか感じさせない、ストーリー展開は圧巻の一言。
無力な人類を、圧倒的な力で蹂躙していく巨人の存在感が半端なさ過ぎて

背筋が凍る。

主力人物と思っていたキャラクターが、次のコマでは
容赦なく殺されるという、ドキドキ感が半端ない!!




   

お前らは明日何をしてると思う?明日も飯を食ってると思うか?
明日もベッドで十分な睡眠を取れると思っているか?


隣にいる奴が・・・、明日も隣にいると思うか?

全ては、リヴァイ兵長のこのセリフに集約されていると言っても過言ではないだろう。


強力な武器があるわけでもなければ、圧倒的な力を持った救世主が登場するわけでもない。
どこまでいっても、人類は無力。巨人との力の差は歴然。

そんな生きるか死ぬかの極限の状態の中で
必死に『今』を生き抜く人類の姿に胸が熱くならないわけがない


画力に関しては、各方面でも散々指摘されている通り、粗削り。
胴体に対する腕の長さの違和感が、誰か指摘してやれよって事も日常茶飯事。



だが、しかし!!



これだ、これがいいのだ。この荒削りさこそがディ・モールト(非常に)良のだッ!!
作者自身も語っていた通り、確かに絵がヘタだが、読めば読むほどに
『進撃の巨人』の世界観は、この絵でしか成り立たないと思わざるを得ない。


その最大の理由は・・・




進撃の巨人 『気持ち悪すぎる巨人』   進撃の巨人 『奇行種』   



ディ・モールト!ディ・モールト!!


もうね、巨人の気持ち悪さが、スタンディング・オベーションものなんですよ。
この作者の画力じゃなければ、この巨人の気持ち悪さは到底表現できないと思うわけです。

特に『奇行種』の不気味さは郡を抜いており
さらには、どう見ても普通のおっさんにしか見えない巨人も、時々紛れ込んでたりもするけれど
それが、この漫画に最高のスパイスを与えているのですよ。

このスパイスはまるで、SKE48のセンターでありながら
AKB48のチームKと兼任することになった、松井珠理奈を思い出しちゃいますよね。


思い出しませんか。そうですか。







どこから巨人が現れて、なぜ人々を襲うのか?人類を守っている壁の正体は?
エレンの生家の地下室には、一体何が隠されているのか?

物語が進むに連れて、徐々に解き明かされていく、この世界の謎。
そして、それと同時に、さらに深まっていく、この世界の謎。

ただ単純に巨人を退治すれば解決するという単純な話ではなく
その裏に潜んでいる、国民には知らされていない国家機密の数々。
謎が謎を呼びつつも、張り巡らされていた伏線が徐々に回収されていくストーリー展開は圧巻の一言。


物語の序盤では、『人類 vs 巨人』だった戦いの構図は
やがて『人類vs人類』へと、そのフィールドを移していく・・・


何が正しくて何が間違っているのか。誰を信じて誰を疑うべきなのか。

そして、信じて選び抜いた結果が、正しかったのかどうかは誰にもわからない。


   


この世界の真実は、自らの目で確かめて下さい。


ってことで、今回は超絶お勧め漫画『進撃の巨人』の紹介でした。
まぁ、今さら感は半端ないですけどね(笑)




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