8月1日 きんようび
近代うどんのスタンダード・・・



「バネさん、バネさん、知ってました!?」
「ん?どうかした?」
「今日初めて『はなまるうどん』っていう、うどん屋へ行ったんですけど。」
「あー、少し前に近所にできたもんね。」
「最近って、うどんに『温泉卵』をのせるのが流行りなんですよ。知ってました?」
「流行りっていうか、結構スタンダードになりつつあるけど・・・」
「そして、そのメニューの名前が、何と!!」
「何と!?」


「『温卵(おんたま)ぶっかけ』!!」


「え、わりとスタンダードな名前じゃない?」
「何ぬるい事言ってんですか!?ぶっかけですよ、ぶっかけ!!
「・・・・・・・・・。」
「いくら何でも、ネーミングが卑猥過ぎるでしょ!」
「・・・・・・・・・・・・。」
「誰に何をぶっかけようとしてんだって話しですよ!!」
「うどんにかけつゆだろ。」
「今度女の子と一緒に行く時は、間違いなく『○んたま ぶっかけ』を注文してもらう所存でありますよ、隊長 (`・д・´)ゝ
「伏せ字にする意味がわからない・・・」
「しかも、耳が遠いふりをして、耳元で言ってもらいたいですよね☆」
「・・・・・・・・・。」
「そんな事されたら僕のうどんがのびちゃうよ、なんつって(≧▽≦)」
「あの、盛り上がってるとこ悪いんだけど・・・」
「ん、どうかしました?」
「そもそも、この先、雪ちゃんが女子と出掛ける機会ってあるのかな・・・・
「・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・・・。」
「せっかくの盛り上がってたところに、冷や水ぶっかけたみたいで、ごめん・・・」
「・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「所詮自分なんて、汁男以下ですもんね・・・」
「何かごめん・・・」
「・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・。」






















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