7月10日 もくようび
頭痛の辛さは、地味に半端ない・・・



「今日はちょっぴり真面目な話をしたいと思います。」
「どうぞ。」
「かれこれ15年以上前から、頭痛に悩まされてるんですよ。」
「いつも『半分が優しさで出来ている』バファリンを持ち歩いてるもんね。」
「これまでずっとバファリンを飲んでたんですけど、1年くらい前から飲んでも効かなくなってきてまして・・・」
「あらら、身体が慣れてきたのかね。」

「だから用法用量を守らずに飲んだりしてしまうので

 『なに?私のことが、信用できないって言うの!?』って言い合いになることも、しばしばです。」
「バファリンを擬人化されても・・・」
「とにもかくにも、頭痛ってホントやる気を根こそぎ奪っていくんです。」
「ただでさえやる気ないのに、それ以上奪われたら焼け野原になっちゃうじゃん。」
「優しさなんかいらねーから、残りの半分にはもっと強力なヤツぶち込んどけよ!!と思うわけです。」
「まぁ、実際にはそれなりに入ってると思うけど。」

「バファリンから優しさを与えられなければ、今後誰から優しくされればいいのか わからなくなってしまう恐怖は確かにあります。

  ただ、今はそれ以上に、頭痛に悩まされる恐怖の方が涙が出るほど恐ろしいんです!!」
「言いたい事はわかるけど、悲し過ぎて別の意味で涙がでるよ・・・」
「ということで、長年連れ添ってきたアイツに別れを告げて、大人しく病院で薬を貰ってきました。」









「結構な量を処方してもらってきたね。」
「リアルに頭痛の頻度が半端ないですからね。たくさんもらっとかないと、すぐ飲みきっちゃうんで。」
「大変そうだね。」
「これからは、この『ロキソニン』とともに、新しい人生を歩んでいきたいと思います。」
「これで頭痛が和らぐといいね。」

「バファリンとは今日でお別れになりますが、何年か後に振り返った時に

  お互いにとって、いい別れだったと言えるよな人生を送っていきたいと思います。」







「何か、いろんな意味で、お大事に・・・」









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