【総評】
リオカップの準決勝で、サンパウロと激突する対戦相手。
このチームの戦術はいたって単純で、まずボールを奪ったら
とにかくFWのザガロにパスを集めることから全てが始まる。
そして、ボールを受けたザガロが『強引なドリブル』を駆使して
ガンガン相手DFをはるか上空へと吹き飛ばしながら突き進み
ゴール前まで攻め上がったところで、必殺シュート『ダブルイール』でゴールを狙う。
このシュートの前では、ゴールキーパーのレナート君を筆頭に
サンパウロDFの要であるドトール君やアマラウ君、そして翼までをも容赦なく粉砕する。
奇跡的にシュートを防げたとしても、センターバックのディウセウ君がオーバーラップして来ており
相手の希望を一瞬にして絶望へと変える、必殺の『キャノンヘッド』を容赦なく打ち込んでくる。
そんな超攻撃的なチーム。それがこのサントスである。
勝利への鍵となるのは、吹き飛ばされるとわかっていながら、どれだけザガロ君に喰らい付いていけるか
その一言に尽きるだろう。
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