8月2日 にちようび 山椒は小粒でもぴりりと辛い、そんな感じなのれす。 |
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※ 微妙なネタバレを含んでますので、気になる方は「戻る」ボタンをポチッとな。
「さ〜て、今週のゲームレビューは、『ランス4.1』『ランス4.2』の豪華2本立てとなります。」 | ||
「( ゜∀゜)o彡゜ランス!ランス!」 | ||
「タイトルからも想像がつくかと思いますが、前作『ランスW -教団の遺産-』から数ヶ月後が物語舞台となっています。」 | ||
「ふむふむ。」 | ||
「ちなみに、『ランス4.1』『ランス4.2』は、ストーリーが繋がっているので この2作品をプレイすることで、1つの物語が完結となります。」 |
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「なるほど。」 | ||
「例えるなら、classの名曲『夏の日の1993』と『冬の日の2009』の2曲で1つの曲になってるみたいなもんですね。」 | ||
「いや、その例えよくわかんないんだけど・・・」 | ||
「そうですね、HKT48のなこみく(矢吹奈子・田中美久)のような関係と言った方が、わかりやすかったですね☆」 | ||
「いや、余計にわかんないから・・・」 | ||
「ちなみに、本作は『おまけシナリオ』的な感じなので 2本併せたとしても、1日あればクリア出来るくらいボリュームは少な目になっています。」 |
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「あら、そうなんだ。」 | ||
「なので、通常のタイトルと同じような気持ちでプレイすると、尋常じゃないほど肩透かしをくらいますので、ご注意を。」 | ||
「了解であります、隊長 (`・ω・´)ゞ」 | ||
「この肩すかしを例えるなら、初めて行く握手会で、いろんな事を話そうと前日からドキドキして挑んだら 予想の遙か上を行くほどの時間の短さで呆然とする、AKBの握手会みたいですよね ☆」 |
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「何でAKBで例えた!?」 |
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(公式HPより) |
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「シナリオとしては、『ある商品』を手掛けている『ハピネス製薬』から、モンスター退治の依頼を受け 工場の地下から湧き出るモンスターの退治と、その真相を調査する、といった感じとなります。」 |
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「ストーリーは結構王道的な感じなんだね。」 | ||
「ふっふっふ・・・確かに王道です。王道ではありますが、そこはランスシリーズ。ひと味違いますよぉ ( ̄ー ̄)ニヤリ」 | ||
「ん?」 | ||
「実はこの『ある商品』とうのが、このゲームの最大の醍醐味なんです。」 | ||
「ほっほー。」 | ||
「その『ある商品』というのが!!!」 | ||
「いうのが!!!」 | ||
「何と!!!」 |
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「何と!?」 |
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「世色癌なんです!!」 | ||
「なにィィ!!世色癌っいったら、ランスシリーズだけでなく、他のアリスソフトの作品でも登場している体力回復アイテムで ドラクエで言うところの『薬草』、FFで言うところの『ポーション』にあたる、あの国民的アイテム『世色癌』の事かッッ!!」 |
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「不自然過ぎるほど正確な説明、しのびねぇな。」 | ||
「かまわんよ。」 | ||
「ってことで、今回はその『世色癌』をめぐる冒険となります。」 | ||
「今回も前作と同様に、オールスターメンバーで挑む冒険になりそうだね。」 | ||
「いやいや、本作はオールスターどころか、主要キャラは殆ど登場しません。」 | ||
「なぬ!?」 | ||
「それどころか、ヒロインであるシィルちゃんですら殆ど登場しません。」 | ||
「なぬ!?」 |
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「こんなおまけシナリオごときに、うちの看板女優シィルを出演させられるかよ、といわんばかりの演出です。」 | ||
「心が砕けそうなくらいの、アリスソフトの粋な計らいだね。」 | ||
「しかし、そんな粋な計らいによって、普段は日の目を浴びない『あるキャラ』がヒロイン役に大抜擢されるんです。」 | ||
「ほっほー。」 | ||
「その『あるキャラ』というのが!!!」 | ||
「いうのが!!!」 | ||
「何と!!!」 |
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「何と!?」 |
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「あ、あ、あ、あてな2号はんや。わてらの憧れ、あてな2号はんや!!!」 |
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「そうなんです!! 普段はちょい役でしか登場しない『あてな2号』が、見事本作のヒロイン役を射止めたんです!!」 | ||
「まさかの大抜擢。」 | ||
「この大抜擢っぷりをNMB48で例えるなら まさかのドラフト生りりぽん(須藤凛々花)がセンターに抜擢された『ドリアン少年』なみのビックサプライズでしたね。」 |
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「さっきから、ちょいちょいAKB48グループで例えてるけど、微塵も伝わらないから・・・」 | ||
「何かと酷評されがちな本作品ですが、普段は日の目を浴びない冴えない人物という 他人とは思えない設定のキャラが活躍するという時点で、俄然やる気が湧いてきますよね (≧▽≦)」 |
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「サラっと言ったけど、今のセリフ何だか悲しいよ・・・・」 | ||
「まぁ、自分の場合は、未だに日の目を浴びたことはないけですどね(笑)」 | ||
「(自虐ネタまで重ねてきたっ!?)」 | ||
「ってことで、まずはゲームシステムから紹介していくとしますかね。」 |
「ゲームシステムとしては、今回もアドベンチャーRPGとなります。」 | ||
「ランスシリーズ定番のシステムだね。」 | ||
「ただ、今回はいつもよりもアドベンチャー色の濃さがずば抜けてるんです。」 | ||
「そうなんだ。」 | ||
「いつもように、アドベンチャーパートとRPGパートの併せ技なんですが、今回は圧倒的にアドベンチャーパートに 重点が置かれているので、とにかく複雑で摩訶不思議アドベンチャーなんです!!」 |
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「古ッ!!」 | ||
「つっかもうぜ、世色癌〜♪ 世界でいっとーイカしたドラマ〜♪」 | ||
「ノリノリだな・・・」 | ||
「そんな感じで、このゲームはでっかい宝島みたいなもんなんで、行ける場所や、やれる行動がとにかく多いんですよ。」 | ||
「うまいこと、ドラゴンボールでまとめたな・・・」 | ||
「しかも、進める『手順』も大切なので、ぶっちゃけ攻略サイト見ながらじゃないと面倒くさいんですよね。」 | ||
「(あれ今、サラっと、面倒くさいって言わなかった!?)」 | ||
「それに加えて、選択肢を1つ間違えると当たり前のようにゲームオーバーになります。」 | ||
「っつーか、『無茶苦茶に殴る』って選択式も凄いな・・・」 | ||
「これは数あるバットエンドのうちで、最も多くのプレイヤーが体験したゲームオーバーじゃないでしょうか。」 | ||
「いや、この選択肢を選んじゃう人はそんなに多くないとは思うけど・・・」 | ||
「その他にも、進む方向を間違えてゲームオーバーになったり、正攻法で敵に挑んでゲームオーバーになったり 自爆スイッチを押してゲームオーバーになるなど、その種類は多種多様に用意されてるんです。」 |
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「確かに『自爆スイッチを押す』なんて選択肢が出てきたら、絶対押しちゃうわな。」 | ||
「そうなんですよね、思わず選択したくなるようなコマンドの殆どが、ゲームオーバーという粋な計らいなんですよ。」 | ||
「心が砕けそうなくらいのアリスソフトの粋な計らいだね。」 | ||
「まぁ、そんなこんなで、ストーリーの進行が遅いので 純粋にシナリオを楽しみたいという人にとっては、不向きなゲームかもしれませんね。」 |
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「確かに。」 | ||
「ちなみに、主要キャラの登場はない本作ですが、今後のシリーズにも登場するキャラは数名登場するんですよ。」 | ||
「不運すぎるキャラクターで知られる『バード』や、悪魔の『フェリス』が、過去のシリーズからの再登場となります。」 | ||
「本作でも、バードの不運っぷりは健在なんだね。」 | ||
「バードは、きっとランスと出会わなければ、それなりに活躍できた人なんでしょうけどね・・・」 | ||
「ホント彼には同情以外の気持ちが沸いてこないわ・・・」 | ||
「本作が初登場のキャラクターとしては、『戦国ランス』では天志教の1人として再登場する『言裏』や 『ランス・クエスト』での変わり果てた姿に驚かされた、『キサラ・コプリ』などがその代表ですね。」 |
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「ふむふむ。」 | ||
「戦国ランスで相変わらずだった言裏とは対照的に、変わり果てたキサラちゃんにはいろんな意味で衝撃を受けましたね・・・」 | ||
「そうなんだ。」 | ||
「軽いネタバレになっちゃいますけど、この時ばかりは本気でアリスソフトを恨みました。」 | ||
「シリーズを通してプレイしてるからこその感情だね。」 | ||
「それと同時に、女心を踏みにじるような男には決してならないと心に誓いましたよ。」 | ||
「ってか、女の子の手も握ったことないような人間には、そもそも女心が理解できないと思うけど (*´艸`*) ププ」 | ||
「バカにしてもらっては困りますよ!!」 |
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「おぅ!?」 | ||
「女の子の手ぐらい、何度も握ったことありますよ!!」 | ||
「またまた、強がっちゃって。」 | ||
「これまで、何回AKB48の握手会行ってると思ってんですか!!」 |
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「・・・・・・・・・。」 | ||
「年間最低でも5〜6回は行ってますからね、もう何10人もの女の子の手を握ってきましたよ (≧▽≦) 」 | ||
「・・・・・・・・・・・・。」 | ||
「それどころか、『お仕事頑張って下さいね☆』とか、励ましてもらったりもしてるっちゅーねん (≧▽≦)」 | ||
「本人が幸せなら、それでいいけどね・・・」 | ||
「なんなら、AKBの曲を聴きまくる事で、微妙に揺れる乙女心まで、ばっちり理解出来てますから☆」 | ||
「まぁ、その歌詞を書いてるのは60歳近いオッサンだけどな。」 | ||
「・・・・・・・・・・・・。」 | ||
「・・・・・・・・・・・・。」 | ||
「・・・・・・・・・・・・。」 | ||
「・・・・・・・・・・・・。」 | ||
「では続いては、戦闘パートを紹介しましょうかね・・・」 | ||
「おねげぇするっす・・・」 | ||
「先程もお伝えした通り、RPG要素もあるので、マップ上では敵との戦闘もあります。」 | ||
「ふむふむ。」 | ||
「ランス以外はオートで動くので、戦闘はサクサク進みます。」 | ||
「なるほど。」 | ||
「なんなら、レベルを上げる必要もありません。」 | ||
「そうなんだ。」 | ||
「というか、レベルは殆ど上がりません。」 |
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「なぬ!?」 | ||
「それどころか、HPを回復することも殆どできません。」 |
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「なぬ!?」 |
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「敵のエンカウント率も高い上に、雑魚敵ですら異様に強いので、適度な緊張感を保ったままプレイできますよ。」 | ||
「まぁ、そういった緊張感は確かに必要かもね。」 | ||
「そんなこんなで、アドベンチャーパートと戦闘パートを繰り返していけば、見事エンディングに辿りつけるって寸法です。」 | ||
「・・・・・・・・・・・・。」 | ||
「『小粒だけどぴりりと辛い』そんな印象のゲームでしたね。」 | ||
「・・・・・・・・・・・・。」 | ||
「ん、さっきから黙ってますけど、どうかしました?」 | ||
「いや、その、なんだ。あのー、せっかくのパソコンゲームなんだから、その、パソコンならではの展開というか・・・」 | ||
「あはは、みなまで言わなくてもわかってますって ( ̄ー ̄)ニヤリ」 | ||
「いや、まぁ、ほら、ここまで読んで下さってる皆も知りたい事だと思うしね、うん、みんなの期待に応えるためにね。」 | ||
「大丈夫、大丈夫さ。その気持ちは女心よりも理解しているつもりだよ、心の友よ。」 | ||
「しのびねぇな。」 | ||
「かまわんよ。」 | ||
「エンディングを目指す道中には、当然PCゲームならではの展開が待っていますよ。」 | ||
「前作の『ランスW』と比べると、格段にグラフィックがパワーアップしてるね。」 | ||
「パワーアップしてるのは、グラフィックだけじゃなくて、ランスの鬼畜っぷりもパワーアップしてますよ。」 | ||
「確かに、最近は『鬼畜王』とは呼べないほど、ソフトな性格だったもんね。」 | ||
「本作は、Hシーンはもちろんのことだけど、小さい子供に石を投げつけたり、思いっきり殴りつけたり等 性格的な部分でも、シリーズ屈指の鬼畜っぷりが全面に押し出された作品に仕上がってますね。」 |
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「まぁ、本来のランスはそういう設定だしね。」 | ||
「ホントに本作でのランス君は、『やり過ぎくらいがちょうどいい』という名言を残して、プロレスのリングを去ったレスラー 『格闘探偵団バトラーツ』の『澤宗紀』みたいなもんですよね☆」 |
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「AKBネタどころか、プロレスネタまで重ねてこられたら、もう完全に迷子です・・・」 | ||
「基本的にストーリーは一本道なんですが、あっと驚かされる展開も多いので 最後まで飽きずにプレイする事が出来きますよ。」 |
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「あっと驚くどころか、息が止まりそうになったわ!っつーか、どうすんだ、この後!!」 | ||
「あははは、それはプレイしてからのお楽しみってことで (^∇^)」 | ||
「ぐぬぬ・・・」 | ||
「ちなみに、これまでのランスシリーズと同様に、公式サイトから無料ダウンロードが可能なので 気になった方は、是非是非プレイしてみて下さいませ。」 |
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「ぐぬぬ、そんな事言われたらプレイするしかないじゃねーか・・・」 | ||
「ただ、OSはXP以下じゃないと正常に動作しないかもしれないので、ご注意下さいませ。」 | ||
「ぐぬぬ、そんな事言われたら古いマシンを引っ張り出してくるしかねーじゃねーか・・・」 | ||
「ってことで、新規のユーザーさんはもとより、当時プレイしていたユーザーさんも 甘酸っぱい記憶とともに、過去の記憶を引っ張り出して、Let's try try tryするのれす (≧▽≦) 」 |
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「そうさ−、今こそ、アドベンチャー(ゲーム)!!」 |
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