10月27日 げつようび
第05回 ボディコンクエストT プレイ日記


※ 続きが気になるという奇特な方はコチラからどうぞ。



「ではでは、今回も『ボディコンクエストT プレイ日記』はりきって、始めていきたいと思います。」
「前回は、勇者の特権を濫用して、セリーヌ姫に裸をさらすように強要したトコまで進んだんだったね。」
「まぁ、間違ってはいませんけど・・・」
「とりあえず、王様からもらった『地下通路の鍵』を使って、隣の大陸を目指すとしましょうかね。」
「そうしましょう。」
「あれ? 隣の大陸に着いたのに、襲ってくる敵キャラは変わってないみたいだけど?」


「ダンジョンを除くと、隣の大陸に移ろうが、自分のレベルがどれだけ上がろうが

  敵の強さが変わるのは、『新しい町を訪れること』が条件みたいですね。」

「なるほどね。 まぁ、プレイする側としては、その方がわかりやすいけどね。」
「確かにそうですね。」
「おっ、そうこうしているうちに、何やら『祠』が見えてきたよ。」
「とりあえず入ってみましょうか。」
「ラジャ。」



     



  
「この国の屍は、普通にしゃべるんだね・・・」
『返事がない、ただの屍のようだ』というセオリーは、ガン無視ですね・・・」


返事がある特殊な屍の言うことにゃ、呪われた町『フェザーン』を、呪いから開放するためには

『ここから遥か東にある、迷宮に住み着いている魔物を倒せ』って事みたいだね。」

「では、アマンの町に行く前に、まずはその迷宮にいる魔物退治に行きましょうか。」
「だね。」
「あれ、遥か東にあると言う割には、自宅からコンビニに行く感覚で洞窟が見つかりましたよ。」
「まぁ、このゲームのマップ自体が、それほど広くはないしね。」
「何はともあれ、いざ突入ー。」
「お邪魔しまーす。」
「お邪魔しまーちゅん☆」





     





  
「敵の強さ!!」
「敵の多さ!!」





「共に申し分なしッッ!!」





「ダンジョンの広さ!!」
「ダンジョンの複雑さ!!」





「共に申し分なしッッ!!」





「ゲームオーバーになった時の絶望感!!」
「ゲームオーバーになった時の、何でオレこんなゲームに夢中になってんだろう感!!」





「共に申し分なしッッ!!」















_| ̄|○










「それにしても、この移動速度の遅さは何とかならんもんかね・・・」
「ファミコンの本体ごと、アッパーカットしたくなりますね・・・」
「歩けど歩けど、終わりは見えず・・・」
「バネさん、疲れたろう・・・。 僕も疲れたんだ・・・何だか、とても眠いんだ・・・」
「雪ちゃん!!ダメだよ、こんなトコで寝たら!! まだ天使に連れて行かれるには早すぎるよ!!!」



「僕はもう疲れたよ・・・」


「あと少し進めば、大きな部屋に出れるから、そこまで行ったら少し休もう! それまで頑張ろ!!」
「あと少し・・・あと少しだけ・・・」
「ほら、もう大きな部屋が見えてきたよ!!」
「やっと、これで一休みできる・・・」












  



「ボス戦の唐突さ!!」





「当然、申し分ありませんッッ!!」


「死刑囚にでも『何か最後に言い残す言葉は無いか?』って心の準備させてくれるんだけどね。」
「その例え、結構ギリギリですよ・・・」
「残りHPもギリギリなんだから、それくらい多めに見てよ。」
「確かに、『残りHP3』って、とてもボス戦に挑む数値ではないですもんね・・・」
「こういう時に、ボス戦はアイテムも魔法も使えないという設定の、鬼畜っぷりが身に染みるわ・・・」
「ですね・・・」
「皮肉なもんだな、こんなに『ハーブ』があるのに、目の前のHPは回復できない。」
「自分の右足を食べる勇気も、選択肢もない僕らに残された結末は1つだけですね。」
「ですね。」












  





「・・・ここまでの長い道のり、くそお世話になりました!!」









「この仕打ちは一生・・・!!」









「忘れません!!!!!」





「コンテニューがないのって、ホントに厳しいですね・・・」
「心が折れる・・・」
「これまでに費やした時間が、一瞬にして無になりますしね・・・」
「やる気が根こそぎ奪われる・・・」
「気を取り直して、次回はリベンチマッチからですね・・・」
「まぁ、次回があればの話だけどな・・・」



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