9月19日 げつようび
ドッキドキ☆敬老会・・・



「今日の敬老会はどうだったの?」
「あ、いきなりそこいきますか?」
「そこ以外何を聞けと?」
「・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・。」
「どっから聞きたいですか?」
「不幸話を中心に その一部始終を。」
「不幸話って決め付けないでくださいよ・・・」
「違うの?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「敬老会が終わってから『今日はお疲れ様でした☆』みたいなメールを送ったんですけど」
「ふむ。」
「まるでその事実を根底から否定するかのごとく、返信はありませんでした・・・」
ストラックッ!バッターアウトッ!!
「途方にくれたウチは、何気なくその子のメールアドレスに目を向けてみたんですが」
「ふむ。」
「『本人の名前04.07−見知らぬ男の名前07.21@〜docomoのアドレス〜』って感じでした。」    
ストラックッ!バッターアウトッ!!
「このアドレスを見て、あなたはどう思いますか?」
「そのアドレスは 彼氏と本人の名前と誕生日で構成されている、で間違いありませんっ!!」
「ぐはっ(吐血)」
「ストラックッ!バッターアウトッ!!チェンジッ!!!」
「まさか心優しきナースのアドレスの裏に、こんなトリックが隠されていようとは・・・」
「トリックっていうか、単に雪ちゃんが見落としてだけじゃん。」
「うぅ・・・」
「でも、諦めるにはまだ早すぎるっ!!」
「と言いますと?」
「名前の後の数字は、実は誕生日じゃなくて違う意味が隠されているのでは?」
「ほうほう。」
「最初の『04.07』は『夜な夜な』って意味なんじゃないのかっ!?」
「おぉ〜、何か希望が沸いてきましたっ!!」
「そして、名前の部分をそのまま訳すとするならばっ!!」
「するならばっ!!」
「その子は『夜な夜な』彼氏のことを思いつつ『オナn・・・(自主規制)」
「・・・・・三振ゲッツーでゲームセットしたような気分になりましたけど?」
「ごめん・・・」
「もう、この恋は終わりですね・・・」
「始まってすらいないけどね。」
「しょせんカボチャごときが、萌え属性の最高峰であるナースをゲットできるわけがなかったんですよ・・・」
「ナースってのは人々に夢を与える職業だから(特に青少年に)実際に触れようとしては駄目だったのかもね。」
「そうですよね・・・」
「だね・・・」
「・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・。」
「今までいい夢見させてくれてありがとよ。これからも彼氏と仲良くな。」
「今のお前は最高にかっこいいぜっ(≧▽≦)b
「へへ、今日の酒は妙に塩っ辛いな・・・」
「シャボン玉みたいに消えちまった儚い恋に乾杯・・・」


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