鬼畜王ランス 攻略レビュー
〜伝説の名作ゲームがそこにはある〜



※ 微妙なネタバレと、微妙なエッチ画像を含んでますので、気になる方は「戻る」ボタンをポチッとな。




「さてさて今回は、伝説の名作ゲームとして語り継がれている『鬼畜王ランス』をレビューしてみたいと思います。」
「い、今更っすか!? 20年前のゲームっすよ!?」
「ふっふっふ、甘い、甘過ぎますよ! 今だからこそやるんですよ!!」
「え、なんで怒られた・・・!?」
『アリスソフト』の粋な計らいによって、今ならこの『鬼畜王ランス』が無料ダウンロードできるんです!!」
Σ(゚д゚;) なぬ!?
「それどころか『鬼畜王ランス』だけじゃなくて、アリスソフトが過去に発売した30本以上のタイトルが無料大放出なんです。」
「これはもはや、事件ですな。」


「真実は己の目で確かめるがいい。

 アリスソフト『配布フリー宣言』対象ソフト配布リンク先はこちらから  http://www.retropc.net/alice/ 」     

「ありがたや、ありがたや。」
「ってことで、このレビューを見て気になった方は、是非ともプレイしてみて下さいませ。」
「そんな奇特な人がいるかどうかは疑問だけど・・・」
「それでは、はりきってどうぞ♪」
「どうぞ。」



     




パソコンゲームを語る上で、絶対に外すことの出来ないソフトが2本存在している。

1つは、『泣きゲー』という新たなジャンルを確立させ、ゲーム業界が震撼した
『KEY』が生み出した不朽の名作ゲーム『KANON』


そしてもう1つのソフトこそが・・・




『鬼畜王ランス』 オープニング タイトル画面
タイトル 鬼畜王ランス
ジャンル 地域制圧SLG
発売日 1996年12月19日
対応機種 PCゲーム
発売元 アリスソフト




『KANON』が、コンシューマーゲームを遥かに凌駕する洗礼されたシナリオによって
世間のエロゲーに対するイメージを大きく払拭したのに対し

『鬼畜王ランス』は、『地域制圧SLG(国取り型戦略SLG)』という
コンシューマーゲームを遥かに凌駕する中毒性の高いゲームシステムを採用し


僕らのハートを鷲掴みにした。


本作は、2015年現在でも続編がリリースされ続けており、今もなお他の追随を許さない
『アリスソフト』の看板作品『ランスシリーズ』の外伝的なポジションに位置付けられている。

ストーリーとしては、「もしもランスが王様になったら・・・」という
IF(もしも)の世界が描かれているため、正史のストーリー展開とは異なる箇所も多いものの


ゲームの完成度は、間違いなくシリーズ随一。






鬼畜王ランス 『魔人・織田信長』   



ヘルマンの僻地にある盗賊団の退治を請け負ったランスは
盗賊団の首領を倒した後その後釜に居座ってしまった。

盗賊団の首領としてやりたい放題やっていたランスだが
あるとき返り討ちにあってシィルもつかまり部下も全部いなくなり
一人で逃げまどうはめになってしまった。

何とかヘルマンを脱出したところを、見当かなみに発見され
リアのもとに連れてこられたランスが
シィルを取り戻すためにヘルマンに攻め込むからリーザスの軍隊を貸せと言うと

リア女王は、「あなた個人のために軍隊を動かすことは出来ません。
でも私と結婚すればあなたはこの国の王様、何でもやりたいようにできます」
と言った。

そこでランスはリアと結婚することにし、ヘルマン帝国に戦争を仕掛ける・・・


(Wikipediaより)


プレイヤーは『リーザス国』を率いて、隣国を制圧していきながら領土を拡大していき
『内政ターン』にて、制圧した領土から資金の徴収や、兵士の育成を繰り返し
シィルが捕らえられている『ヘルマン帝国』へ戦争を仕掛けていくというのが、基本的な流れとなる。

20年以上前に発売されたゲームということもあって
やるべき事が多いにも関わらず、1ターン毎に処理出来る事が限られていたり
進め方によっては、自軍の戦力が満足に整う前に圧倒的な強さの敵と開戦になって

自分の無力さを、トラウマになるほど思い知らされるなど

不親切な設定や、粗削りの部分も多々見受けられるのも事実。



だが、しかしっ!!



ちっぽけなんだよ、そんな事はッ!
その程度のことは、このゲームを前にすれば、あまりにも小さ過ぎるのだッ!!



そんな、20年以上経った今でも『伝説の名作ゲーム』として、エロゲーソフトのトップに君臨する
『鬼畜王ランス』数々の伝説を、徹底的に語り尽していこうじゃありませんか!!



ついて来れねぇヤツは、追いてくぜ?





鬼畜王ランス 『グナガン』

鬼畜王ランス 『コルドバ×ハウレーン』   鬼畜王ランス 『健太郎×カミーラ』


@ 病みつきになるゲーム性が伝説過ぎる。


何だかんだ言ってもこれに尽きる。

アリスソフトの『地域制圧SLG』に外れ無しと言われるまでに
不動の地位を確立した、このゲームシステム。

先ほども述べたように、昨今のゲームと比べると、操作性は決して快適とは言えず
最初は戸惑う事も多いが、それも30分もプレイを続けていれば自然と慣れてくるので全くもって無問題。

こういう時に改めて、人間の適応能力の高さには驚かされますよね  (・ω<) ☆


戦闘パートでは、最大4名のユニットを前衛・後衛にわけて、敵ユニットとの戦闘を繰り返す。
ユニットそれぞれに特徴があるため、適材適所で自軍を配置しながら、地域を制圧していく。

戦闘を行うたびに経験値を取得でき、資金を使って部隊の人数も増やせるので
育て続ける事で、お気に入りのユニットは終盤になっても十分に活躍ができる。

自由度も抜群に高く、制圧していく地域の順番も、消化するイベントも
思いのままに進めていくことが可能なので、繰り返しプレイをしていても
毎回、新鮮な気持ちでプレイすることが可能なのである。


そんな病み付きになるゲームシステム加えて、ゲームバランスも絶妙なので
あと1ターンだけ、あと1ターンだけ・・・と、気付けば朝になっていたなんてことは日常茶飯事。


そんな、鬼畜王ランスあるある。



鬼畜王ランス 『エクス・バンケット』

鬼畜王ランス 『マリア・カスタード & 魔想志津香』   鬼畜王ランス マリスさんの盆踊り


A 魅力的なキャラクターが伝説過ぎる。


敵、味方合わせると尋常じゃない数のキャラクターが登場する。

自軍のユニット数だけでも、『忍者』『ハーレム専用キャラ』を含めれば、軽く50を超えるが
それら全てのキャラクターに対して個別のイベントがあり
さらには、味方だけではなく、敵ユニットに対しても同様にイベントが用意されているという作り込みっぷり。


このゲームに、捨てキャラなんて一切ございません。

制作者サイドの愛情が、痛いくらいに伝わるよぉ (ノД`)



登場キャラクターとしては、『リーザス国軍』『カスタム四魔女』を始めとして
『ヘルマン帝国軍』『パットン御一行』、そして最強の戦力『魔人軍』に至るまで
これまでのランスシリーズに登場した、ほぼ全ての主要キャラが入り乱れるという


まさに夢のオールスター戦。


主要キャラで登場しないのは、「ランス01」の『ユラン』、「ランス02」の『フェリス』『ロゼ』くらいで
『バレス』『ジュリア』『メナド』までもが自軍のユニットとして使用可能で
これまでランスシリーズをプレイしてきた人間にとっては堪らない展開のオンパレード。

ちなみに、今後のランスシリーズで重要なポジションを占める『ゼス国』『JAPAN国』のキャラクターや
『カラー』『魔人』の殆どは、本作品が初登場となっている。


そんな感じで、一通りゲームをプレイした後には、敵味方問わず全てのキャラクターに対して
問答無用で愛着がわいてしまっていること必至。


そんな鬼畜王ランスあるある。


あと、マリスさん最高っす (≧▽≦)

マリスさんの盆踊りシーンが見れるなんて、感動ものだよぉ (ノД`)






ランスとシィルのラブストーリー

鬼畜王ランス 『リック・アディスン』   鬼畜王ランス 『エレノア・ラン』   



B 膨大なイベント量が伝説過ぎる。


先ほども述べた通り、脇役に至るまで全てのキャラクターにイベントが用意されているので
とにかく、イベントの数が尋常じゃない。

1つ1つのイベントも濃厚で、シリアスな展開はもちろんのこと
お笑い的な要素や、味方ユニット同士の恋愛模様なども描かれているなど
イベントの種類も多種多様に用意されていて、とにかくその多さに圧倒されっぱなし。

そのイベント数がいかに膨大だったかは、ランダムイベントのあまりの多さに
『完全な形でのデバックが断念され、ランダムイベント以外だけのデバックのみで販売された』
という逸話が残っている事からも、推し量る事ができるだろう。

そのため、1度のプレイで全てのシナリオを消化する事は到底無理で
ゲームの神髄に触れるためにも、最低でも3周はプレイすることを推奨する。

まぁ、無意識のうちに身体が周回プレイを求めてしまっているだろうけど。


そんな鬼畜王ランスあるある。




マリスさんにフラれる、リックざまぁ m9(^Д^)




   鬼畜王ランス 『バボラ』   




C 魔人とのめがっさ熱いバトルが伝説過ぎる。


ネタバレ上等になってしまいますが、世界を統一した後には、魔人との戦争となるが
この人類と魔人の生き残りをかけた壮絶な潰し合いが、最高に熱くてマーベラスなんです。

これまで共に戦ってきた仲間たちを総動員して
強大過ぎる人類の敵である『魔人』の軍勢と、真っ正面からぶつかり合う全面戦争。

いや、たまらんでしょ。そりゃ。
脳汁がピューピュー噴き出るでしょ、そりゃ。

しかも魔人の戦力は圧倒的な上に
1ターンで一部隊しか回復できないこのゲームシステム(しかも毎ターン、金欠気味)の中では
きちんと戦略をたてて戦わなければ、単なるごり押しではとても歯がたたないという難易度も絶妙ってんだから
噴出して止まらなくなるでしょ、そりゃ。



本作を盛り上げてくれる魔人の皆様

     

ホーネット 来水美樹(LP) 織田信長(ザビエル) ケイブリス
鬼畜王ランス 『ホーネット』 鬼畜王ランス 『来水美樹(リトルプリンセス)』 鬼畜王ランス 『織田信長(ザビエル)』 鬼畜王ランス 『魔王・ケイブリス』



ラ・サイゼル カミーラ シルキィ ラ・ハウゼル
鬼畜王ランス 『ラ・サイゼル』 鬼畜王ランス 『カミーラ』 鬼畜王ランス 『シルキィ』 鬼畜王ランス 『ラ・ハウゼル』



レッドアイ メディウサ カイト ケッセルリンク
鬼畜王ランス 『レッドアイ』 鬼畜王ランス 『メディウサ』 鬼畜王ランス 『カイト』 鬼畜王ランス 『ケッセルリンク』



ガルティア バボラ パイアール レイ
鬼畜王ランス 『ガルティア』 鬼畜王ランス 『バボラ』 鬼畜王ランス 『パイアール』 鬼畜王ランス 『レイ』



メガラス ジーク様 ワーグ サテラ
鬼畜王ランス 『メガラス』 鬼畜王ランス 『ジーク様』 鬼畜王ランス 『ワーグ』 鬼畜王ランス 『サテラ』



一部の魔人を除いて、これまでのランスシリーズの中では
名前のみしか語られていなかった魔人たちが、惜しげもなく襲いかかってくるってんだから
ワクワクがとまらんでしょ、そりゃ。




鬼畜王ランス 『世界王エンド』   鬼畜王ランス 『宇宙エンド』   



D エンディングの豊富さが伝説過ぎる。


今でこそ珍しくはなくなったものの、本作はマルチエンティング方式が採用されており
そのエンディング数も15種類以上と、この時代では頭1つ抜けているほどの豊富さで
繰り返しプレイしても、「飽きない」「やめられない」「とまらない」ランス三原則の神髄を堪能できる。

オープニングが始まる前にエンディングを迎える『盗賊王エンド』
ランス自身が魔王となって人類を支配するという衝撃的な結末を迎える『真鬼畜王エンド』など
数だけではなく、その結末もバラエティに富んでいる。

最初は何も考えず本能の赴くままにプレイし、次は攻略サイトを見ながら
ハッピーエンドを目指してプレイしてみるのが良いかと思います。
(フラグやイベントを進める順番などが複雑過ぎて、ノーヒントで真エンディングに辿り着くのは至難の業。)


とまぁ、そんな感じで、オープニングからエンディングまで全力で楽しめる『鬼畜王ランス』の魅力が
多少なりとも伝わったでしょうか。

この記事を読んで、興味をもたれた方がいらっしゃいましたら
今なら無料ダウンロードが可能ですので、騙されたと思ってプレイしてみて下さい。

それでは、最後まで読んで下さってありがとうございました。
またの機会がありましたら、お会いしましょう。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・。


・・・・・・。





ははは、わかってるよ、わかってるって。
このゲームの、最大の伝説を語らないままで終わるのかってことだろ?
語るさ、語るに決まってるだろう。何故ならそれなしでは、ランスシリーズは語れないからな。



ってことで、最後の伝説はこれだ!!





鬼畜王ランス 『マリス』 Hシーン

鬼畜王ランス 『リア』 Hシーン   鬼畜王ランス 『レイラさん』 Hシーン   



E Hイベントが有無も言わさず伝説過ぎる。


まぁ、何だかんだ言っても最終的にはコレっすよね。
エロは地球を救いますよね。


20年以上も昔に発売されたゲームではあるが
ご覧の通りグラッフィックからは古さは微塵も感じられないハイクオリティっぷり。
文字通り伝説ですよ。

通常イベントと同様に、このようなハーレムイベントの数も膨大ってんだから
文字通り伝説ですよ。


まぁ、要するに何が言いたいかっていうと



マリスさん最高って事ですよ (≧▽≦)



以上のように、中毒性のあるゲーム性に、魅力的なキャラクター。
飽きがこない程の膨大なイベントの数々に、思わず顔がニヤけてしまうHシーンの連続。


これを名作と呼ばずに、何と呼ぶ?


本作品の完成度の高さから、次回作の敷居が非常に高まり
次回作となる『ランス5D』の開発までに、6年の歳月を費やす事を余儀なくされた。
そんなエロゲー史にその名を刻んだ伝説的なゲーム『鬼畜王ランス』。



とりあえず、プレイしとけってばよ!!







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