第06回 「死闘の果てに辿り着いた楽園」


    

     

覚悟は決めたか?
FINAL STAGE、始めるぜ?


熱過ぎる男達が奏でる旋律も、いよいよ最終楽章へ。

ようやく辿り着いた悪の秘密組織『バース』のアジトで待ち受ける
多種多様の異形の生物たち(すいま~多め)。
そんな変態団の群れを掻き分けながら、悪の根源であるラスボスを目指していきましょう。

とは言え、流石にラストステージなだけあって、敵の数の多さや、体力の多さは
これまでとは比較にならないほど、めがっさ熱い仕様になってますので
火傷しないよう要注意です。

そうして進んだ先で『ある条件』を満たすことで、出会うことのできるキャラクターがいます。
そのキャラクターの名は・・・


地球外生命体 『コンガマン』

コンガマン


彼を覚えているだろうか?

オプション画面のバックで、常軌を逸したように激しく踊り狂っていたアイツを。
ヤツがここに来て、遂にベールを脱いだのである。

この謎の物体を手にしたのならば
『ライフが1ゲージ分回復』し、更には『全食材が+1される』という夢のようなイベントが起こります。

体力回復アイテムが存在しないという本作品において
砂漠の中に浮かび上がるオアシスの如し。

ただし、これ以降は敵を倒しても食材を落とさなくなってしまうという、諸刃の剣(ご利用は計画的に)

そんなこんなで、いくら倒しても食材を落とさない敵たちを
ただただ無心で殴り倒しながら進んでいけば、最後の間まであと僅か。

ちなみに、このステージに限っては、通常はボス戦後のイベントである『ディナータイム』
ラスボス戦の前にありますので、しっかりと体力を回復しておきましょう。


美食戦隊薔薇野郎 『さかなアイス』     美食戦隊薔薇野郎 『毒キノコ』

間違っても、最後の晩餐にならないように。

極上のスリルを味わいたい美食戦隊ドM野郎でない限りは
真面目に食材を選んで、しっかりと体力を回復しておきましょう。

そうして、最後の儀式を無事に終えると
いよいよ、ラスボスとの対面です。

これまでに襲い掛かってきた
尋常じゃないくらいの個性を放つ敵キャラたちを束ねている悪の親玉。

その強さはいか程なのか。
そして、どれほどの個性を放っているのだろうか?


いざ、尋常に勝負!!


美食戦隊薔薇野郎 ラスボス(第一形態)     美食戦隊薔薇野郎 ラスボス(第二形態)

遂に登場。ラスボス『Fコンピュータ』


これまでの尋常じゃない程のインパクを与えてくれたボス達に比べ
まとも過ぎる、ラスボスの姿を前にして

残念な気持ちになったのは、自分だけではないはず。

ただし、その強さは、まさに鬼神の如し。
自身の姿を変化させる事で、多種多様な必殺技で画面内をところ狭しと暴れまわってきます。
そんな『F‐コンピュータ』の必殺技の数々を紹介するとしましょう。
(※ 技の名前はあくまでイメージです。)


野獣のように食らいついていく  『野獣のように食らいついていく』
全身から電気を発し、プレイヤー目掛けて全力で突進する。


目からビーム  『目からビーム』
その眼球から、文字通り目にも留まらぬスピードで発射される高電圧の光線・・・だにょ。


予定調和を壊します TYPE-A  『予定調和を壊します TYPE-A』
姿形を完全に変化させて、プレイヤーに攻撃を仕掛ける技。その四角くなったバージョン。


予定調和を壊します TYPE-K  『予定調和を壊します TYPE-K』
姿形を完全に変化させて、プレイヤーに攻撃を仕掛ける技。その小さくなったバージョン。


予定調和を壊します TYPE-B  『予定調和を壊します TYPE-B』
姿形を完全に変化させて、プレイヤーに攻撃を仕掛ける技。その燃え盛ったバージョン。


鉄の掟 ‐恋愛禁止条例‐  『鉄の掟 ‐攻撃禁止条例‐』 (第二形態のみ)
鉄壁のガードで一切の攻撃を無効とする。ちなみにこの条例に違反をしても、坊主になる必要はない。


今年は徳光さんの腕は借りません。  『今年は徳光さんの腕は借りません。』 (第二形態のみ)
腕は使わず、足のみでプレイヤーを物凄い高さまで蹴り上げる。


背中を押して下さいとは言いません。ついて来て下さい。  『背中を押して下さいとは言いません。ついて来て下さい。』 (第二形態のみ)
物凄い力に身体ごと引き寄せられ、どんなに逃げても、強制的に彼について行くしかなくなってしまう。


この景色をもう一度見たかった。  『この景色をもう一度見たかった。』 (第二形態のみ)
自身の身体を「檻」に変化させて相手を捕らえたならば、はるか上空からの景色を見せてくれる。


ちゅぶしにいきます。  『ちゅぶしにいきます。』 (第二形態のみ)
⑨の派生技。上空からの景色を堪能させた後に、地面に落とされたあげく、踏み潰される。


これらのように、まるで国民的アイドルグループの名言の数々を
その人生を持って証明しているかのような多彩な技のオンパレードで
プレイヤーをニヤつかせて慌てさせてくれます。

ちなみに、第二形態(人型)に変身している間は
上記の⑥という鉄壁のガードがあるため、一切のダメージを与えることができませんので
ただひたすら回避に徹し、変身がとけた隙を狙って打つべしっ!!


どうしても倒せないのであれば


オープニングに戻ってタイトル曲を全力で熱唱してから出直して来い。


どうにかこうにか『Fコンピュータ』との死闘を制した先には
待望のエンディング画面がプレイヤーを出迎えてくれます。

実はこのエンディングは、選択した難易度よって、すべて異なっていますので
それぞれ順番に紹介していくとしましょう。

それでは、まずは「ぬるい」モードから、どうぞ♪



※ ここから先はエンディング画面が続きますので、気になる方は「戻る」ボタンをポチっとな。





美食戦隊薔薇野郎 「ぬるい」モード エンディング

「ぬるい」モードのエンディング。


唐突にこの画面が現れて、そしてガメオベラの文字。

唐突過ぎて、一瞬意味がわからなくなってしまい
胸の谷間にしか目がいかなくなってしまいます。

実はこの「ぬるい」モードには、我らがアイドル『ピコピコさん』は登場しないこともあり
このエンディングに隠された製作者サイドのメッセージを想像すると



「ふははは、このパイオツカイデーのチャンネーをめちゃくちゃにしたいか?」



女豹ポーズのピコピコさん
女豹のポーズをするピコピコさん。



下半身丸出しのピコピコさん
下半身を丸出しにするピコピコさん。



そして・・・



ナスを前にしたピコピコさん


「ほら、自分でそのナスを入れてみろよ?」

「どこにだって?」

「聞かなくても、ホントはわかってんだろ。」

「口ではそんな事言いながら、あっちの口の方は×××××××・・・(※ 以下自主規制)!!!」






どうだ、こんなプレイをしてみたいんだろ?



だったら、「ぬるい」モードなんかでやってんじゃねーよっ!!
この田吾作どもッ!!!



という、制作者サイドからの叱咤激励だと受け取れます。

ということで、続いては「ふつう」モードを全力で駆け抜けた後に
見ることのできる、エンディングを紹介するとしましょう。


美食戦隊薔薇野郎 「ふつう」モード エンディング

「ふつう」モードのエンディング。


「ぬるい」モードでは、唐突に『ピコピコさん』が映し出されましたが
「ふつう」モードでは、唐突に物語の舞台となっている『魔天都市バース』が映し出されます。

これが、美食戦隊が命を懸けて守った地球かぁ。
これまでの道のりは決して楽ではなかったけど、地球が平和になってホントに良かったなぁ。
そんな事を想いながら、感慨深く画面を眺めていると・・・


     




!!!!!!!!!!





美食戦隊薔薇野郎 「そして、彼らは星になった・・・」



って、待て待て待て!!

大島優子の卒業発表じゃないんだから
いくらなんでも、それは唐突過ぎるだろ。

何がとうして、どのような経緯でそうなったのか全く説明もないまま
突然、地球そのものが爆発し「そして彼らは星になった」の文字が・・・

そして、その後にスタッフロールが流れ、待望のエンディング。

ってことで、地球そのものが爆発したから、悪の根源の秘密組織『バース』を
まさに、根源から壊滅させることができたねっ☆
めでたし、めでたし(≧▽≦)



って、待て待て待て!!


いや、確かに悪の芽を完全に摘むことができたという意味では
グッドエンディングなのかもしれないけど、これじゃあ何か


いろんな意味でダメだろ。


ちなみに、クリアしたキャクターによって
最後に流れるスタッフロールの際の、背景キャラとBGMが変わるという
細部にまでこだわった演出が素敵だね(≧▽≦)



って、待て待て待て!!


細部まで拘っていようが、エンディグ画面で改めて見る「まどもあぜる」が巨乳過ぎようが
これでは、どう見てもBADエンディング。


このエンディングに隠された製作者サイドのメッセージを想像すると



真のエンディングが見たいなら、「アツい」モード以外でプレイしてんじゃねーよっ!!
この田吾作どもッ!!




という、制作者サイドからの叱咤激励だと受け取れます。


それでは最後に、難易度が異常なまでに上昇し
回復アイテムもない上に、コンテニューも出来ないという
ドMの真骨頂 「アツい」モードをクリアした先で待ち受ける「真のエンディング」を紹介しましょう。



美食戦隊薔薇野郎 「アツい」モード エンディング

「アツい」モードのエンディング。


「フッフッフッ。これで地球は俺達の物さ!」

最高難易度を乗り越えた先で待つのは
主人公達がまさか地球を乗っ取るという、衝撃的過ぎる結末。

そんな動揺を整理できないままのプレイヤーを圧倒的な速度でこの場に置き去りにした彼らは
最後にこう呟いた・・・




美食戦隊薔薇野郎 「フッフッフッ。これで地球は俺達の物さ!ワン!!」



「ワン!!」






・・・もはや何も言うまい。



電源を入れた瞬間から、電源を切るその最後の瞬間まで
振り切れまくっているゲームではありますが
細部までこだわり、愛情を込めて作られている事をヒシヒシと感じることができる作品でした。



そんなゲームに、この言葉を捧げたい。





美食戦隊薔薇野郎 「爆発貴婦人 まどもあぜる エンディング」   美食戦隊薔薇野郎 「大爆獣 とれびあ~ん エンディング」   美食戦隊薔薇野郎 「爆発男爵 ぼんぢゅ~る エンディング」   






す薔薇しい!!






5th.STAGE 出演キャスト

     

美食戦隊薔薇野郎 『コンガマン』 名前 コンガマン
落とす食材        
       
コメント ある条件を満たすことで登場する、このゲーム最大のシークレットキャラクター。しかし、この謎の物体を手にしたのならば『ライフが1ゲージ分回復』し、更には『全食材が+1される』という夢のようなイベントが起こるかわりに、それ以降は『敵キャラをいくら倒しても、食材を落とさなくなってしまう』という諸刃の剣。コンガマンの出現条件は、1面目から達成することは可能ではあるが、そこからの長い道のりを考えると、最終面で出会うのが最も良いかと思われる。というか、存在自体を無視したままでも一切問題はない。
美食戦隊薔薇野郎 ラスボス 『Fコンピュータ』 名前 Fコンピュータ (球型)
落とす食材        
       
コメント 遂に姿を現した、悪の根源『Fコンピュータ』。これまでに登場したボスキャ達のフォルムが個性的過ぎたので、それらを束ねるラスボスは一体どれ程までに、素敵なフォルムをしているのかと期待していた分、ここにきて、このゲームで最もまともなグラフィックには、ある意味衝撃を受けた。ただし、その普通すぎるグラフィックとは裏腹に、攻撃パターンが多彩で、苦しめられる事必至。彼と初めて戦う場合は、圧倒的な戦闘力によって蹂躙されてしまうだろう。
美食戦隊薔薇野郎 ラスボス 『Fコンピューター 第二形態』 名前 Fコンピュータ (人型)
落とす食材        
       
コメント ラスボスの第二形態(人型)。これまた普通過ぎるグラフィックでとんでもなく残念な気持ちになったのは自分だけではないはず。そんな複雑な想いを抱きつつ、的確にダメージを与えていきましょう。ただ、この人型に変身している間は、こちらの攻撃は一切無効とされるので、ただひたすら逃げに徹しよう。



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