ムック (MUCC)
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cali≠gariと双璧をなす密室系バンド。 |
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シングル | 発売日 | 収録曲 | レビュー | 評価 | |
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赤盤 | 2001年7月15日 | 1 | 暗い曲 | インストです。 |
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2 | スイミン | ずっしりと重くのしかかってくるナンバー。終始ダークな雰囲気が漂いまくりのムックの世界観がよくあらわれている曲です。ギターもベースもとにかく重い、重すぎます・・・。最後の早口でシャウトしている部分が特にかっこいいです。曲の終わりがそのまま次の曲に繋がっています。 |
7 | ||
3 | 五月雨 | パンキッシュで疾走感のあるナンバー。曲調はムックの中では明るい部類に入ると思います。歌詞の方は突然降り始めた雨のせいで飛び立つことが出来ずに、そのまま死んでしまった小鳥を、同じ様にずぶ濡れになりながら見つめていた僕というような相変わらず悲しくて痛すぎな内容ですけど(苦笑) |
10 | ||
総評 | 初めてムックを聴いたのがこの『赤盤』。最初はボーカルの声とダークすぎるサウンドに拒絶反応が起き、『青盤』とともに1年以上も放置していました(反省) 赤、青の間にはそれほど明確な差はなく、シングルが2枚同時リリースされたっていう印象です。1曲目のインストが『暗い曲』『明るい曲』という相反するものとなっているけど、明るい系中心のシングル、暗い系中心のシングルというわけではないです。そもそもムックに明るい系の曲は存在しないような気が(笑) せっかくなら、両者の間に明確な相違点を持たせてもよかったのではないかと思います。 |
9 | |||
青盤 | 2001年7月15日 | 1 | 明るい曲 | インストです。 |
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2 | 家路 | アップテンポのノリノリになれるナンバー。夏を感じさせる歌詞で内容もムックにしては珍しく前向きなものです。ムッカーの間でも非常に人気の高い曲。ヴィジュアルロックが苦手な方であろうとも、素直にいい曲だと感じられるほどの名曲です。 |
10 | ||
3 | 嘘で歪む心臓 | 男女の恋愛を歌っている ミディアムテンポなナンバー。どこか古臭くて懐かしいようなメロディーだけど、癖はなく すんなりと耳に入ってくる感じです。 |
7 | ||
総評 | 『赤盤』『青盤』ともにインストがあるので実質2曲なのですが、両シングルともこの2曲が素晴らしいです。ダークな雰囲気漂いまくりのサウンド、そして歌詞。とにかくヘビーで内容の濃い作品に仕上がっています。正に唯一無二のバンドであることを証明しているシングルで、これからムックを聴いてみようと思っている方には、両シングルとも入門編として最適なシングルなのではないでしょうか。 |
9 | |||
路地裏 僕と君へ | 2004年2月25日 | 1 | 路地裏 僕と君へ | ダークすぎる重低音なサウンドと、達瑯の叫び声に圧倒されること間違いなしの一曲。テンポはややゆったりとしています。後半のサビのテンポが一気にアップするところが たまらなく好きだけど、それ以外は・・・って感じです。ダーク系の曲が苦手な人は、拒絶反応が出てしまうこと請け合いです。 |
6 |
2 | 夢死 | 疾走感のあるヘビィなロックナンバー。ライブで盛り上がりそうな曲。カップリングながらもムッカーの間では意外と人気が高いです。 |
8 | ||
総評 | とにかく重〜い一枚。個人的には 『路地裏 僕と君へ』よりも『夢死』の方が好き。全体的にどこか物足りなく、今一歩といった感じが否めません。ただ、ムッカーならば『夢死』の方を目当てで購入しても損はないはず。 |
6 | |||
ココロノナイマチ | 2005年3月30日 | 1 | ココロノナイマチ | こ、これがムックなのか・・・!? この曲の第一印象はその一言に尽きますw ムックらしからぬポップでキャッチーなナンバーで、音楽の幅の広さを見せ付けた技ありの一曲。しかも聴けば聴くほど好きになっていくという特典付き(笑) こんなのもできるんだなぁって改めて感心しました。 |
9 |
2 | 月の砂丘 | しっとりとした綺麗なナンバー。途中で曲調がガラっと変るとこは かなりツボだけど、それ以外はスローすぎてダルくなってきます。 |
3 | ||
3 | 月の砂丘 (piano ver) |
シークレットトラックとして、『月の砂浜』のピアノヴァージョンが収録されています。雰囲気が出てて、個人的には原曲よりもこっちの方が好き。 |
4 | ||
総評 | 『ココロノナイマチ』のポップさにはいい意味で期待を裏切られました。ムックらしくないと言われればそれまでだけど、時にはこんな変化球があってもいいのではないでしょうか。2,3曲目は個人的には好きではないけど、タイトル曲が良かったので問題なし☆ 新たな一歩を踏み出した 2005年ムック第一弾シングル。 |
6 | |||
流星 | 2006年5月24日 | 1 | 流星 |
疾走感のある、正統派ヴィジュアルロックっぽい感じ。ただ、ムックらしい曲かと言えば・・・?って感じです。自分の中では、ダークな曲調こそがムックなので、特にそう感じるのかな。良くも悪くもムックっぽくない1曲です。 |
7 |
2 | 僕らの影 |
ヘビーなサウンドで、ずっしりと訴えかけてくるナンバー。歌詞の内容が結構深いので、思わず聞き入ってしまいます。 |
7 | ||
3 | 大嫌い2006 |
『負ヲ讃エルウタ』に収録されていた名曲を再録。よりバンドサウンドっぽく荒々しいアレンジとなっていますが、以前のヴァージョンの方がすっきりしていて聞きやすい。最近のムックは過去の曲の再録がかなり多いけど、基本的には原曲の方が好きな場合が多い。『大嫌い』自体は大好きな曲なのだが、2006年版のアレンジはいまいちだったので、評価は低めです。 |
5 | ||
総評 |
4ヶ月連続リリースの最後を飾る作品が今作品。内容としては、明るい曲・暗い曲・過去の名曲の再録とバラエティーに富んだ内容。時代の流れと言ってしまえばそれまでなんだけど、『ココロノナイマチ』から、どのシングルも最初に受ける印象は「あれ?これがムック?」って感じばかりで、ちょっと複雑な気持ち。しかも最近のシングルもアルバムも、『DVD付き初回限定版』ってのばかりで煩わしい。『大嫌い』のアレンジもいまいちだったし、何とも言えない微妙な1枚です。 |
6 |
アルバム | 発売日 | 収録曲 | レビュー | 評価 | |
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アンティーク | 2000年6月9日 | 1 | ――――― | ザーというノイズが約20秒流れるだけです。 |
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2 | 焼け跡 | ゆったりとした曲調の裏に潜んでいる、低音で蠢くようなサウンドが印象的なダークなナンバー。スローなAメロ・Bメロとは対照的な、急速にテンポが速くなるサビはカッコイイの一言。 |
8 | ||
3 | 4月のレンゲ草 | どことなく哀愁を感じさせるミディアムテンポなナンバー。この曲も2曲目と同様に低音がかなり強調されていて、ヘビーな仕上がりになってます。 |
6 | ||
4 | オルゴォル | このアルバムの中で、最もムックらしさが現れているのがこの曲ではないでしょうか。歌詞といいメロディーといい、ムック以外のバンドでは絶対に表現することが不可能な唯一無二のサウンドを奏でています。 |
10 | ||
5 | 九日 | ムックならではの悲痛感の漂うバラード。ムックにしては珍しい切ない歌詞と、ポップなサビが個人的にはかなりツボ。ちなみに、犬神サーカス団の凶子さんが語りの部分を担当しています。 |
8 | ||
6 | アカ | スローテンポで、じっくりと曲が展開していきます。奥の深さを感じずにはいられない独特な詩の世界と、押しつぶされそうなくらいヘビーなサウンド。このアルバムを象徴するかのように、最後を飾るこの曲もとにかく重いです(笑) |
6 | ||
総評 |
全体的を通してとにかく重く、そして限りなくダークです。収録されているすべての曲で低音が前面的に押し出されていて、より一層味わい深い作品に仕上がっています。アルバムのコンセプトを完全に絞り、曲に統一感を持たせている部分も共感が持てます。ただし、好き嫌いが見事に真っ二つに分かれるアルバムです。三振かホームラン、それ以外はありえません。 |
8 |
オムニバス | 発売日 | 収録曲 | レビュー | 評価 | |
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HOT INDIES BEST SELECTION Vo.1 | 1998年8月 | 7 | クランケ |
ムックの記念すべき初のCD音源が、実はこの曲。地域限定で販売された全10バンドが参加しているオムニバスアルバムの中の1曲(当時は『ムック』ではなく『MUCC』)。現在のムックとは違い ヴィジュアル色がかなり強いですが、それでもやっぱりダークです(笑)どことなく初期の黒夢を連想させるナンバーです。 |
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