蜉蝣 (カゲロウ)

公式HP
Vocal 大佑 だいすけ
Guitar ユアナ ゆあな
Bass Kazu かず
Drums 静海 しずみ


BEST ゆびきり
Favorite 縄・恋唄・夕暮れの謝罪

叫びっぱなしのブチ切れバンド。とにかく攻撃的な曲が大半を占め、歌詞もエログロです。
ただ、蜉蝣はそれだけのバンドではないっ!!シャウトしまくりの曲ながらも、メロディーラインはしっかりしていて、決してガチャガチャうるさいだけでは終りません。シャウト系だけの曲だけではなく、普通(?)の曲もあり、そのギャップに圧倒されっぱなしです。
とにかくハードなヴィジュアルロックが大好きな人には自信を持ってお勧めできるバンドです。カリスマボーカルの大佑さんの素晴らしい歌唱力とカリスマ性に惚れ惚れすること間違いなしです(笑)


※追記
ボーカルの大佑さんが、2010年7月にお亡くなりになられたそうです。心より、ご冥福をお祈りいたします。



シングル 発売日 収録曲 レビュー 評価
biological slicer 2000年4月4日 エロア SEです。
R指定

終始シャウトしっぱなしの、血管ブチ切れソングです。暴れ放題のかなりハードなナンバーなのだが、サビはメロディアスな感じで思わず口ずさんでしまうほどです。サビとそれ以外とのギャップがGOODです。

最期の検査

ドロドロとしているダークなナンバー。歌詞の内容は、病によって心臓が犯され続けており、その事実を恋人に告げ最期は死に至るというもの。悲痛な大佑さんの歌声が響いてきます・・・。

リストカッター

『決してマネはなさらないでください。』という注意から曲が一気にヒートアップする『R指定』と同様の暴走系ナンバー。血管が切れてしまうのではないかと思うほどのシャウトっぷりはこの曲も健在です(笑)ただ叫ぶだけの曲では終わらずメロディーの方もしっかりとして、蜉蝣らしさが存分に表現されている一曲です。

総評

3000枚限定で販売された記念すべき蜉蝣の1st シングル。初のCD音源でこの完成度の高さはさすがとしか言いようがないです。現在でも蜉蝣の代表曲である『R指定』『リストカッター』を含む攻撃的な一枚。蜉蝣の原点ここにあり!!

発狂逆立ちオナニスト 2001年6月27日 性的緊張インプラント

歌詞がエロエロで、激しいナンバー。曲調が二転三転して、とにかく凄い曲です。切なく歌い上げていると思いきや、次のパートでは「アヴアヴアヴアー」ってシャウトしまくり。蜉蝣の魅力が存分に味わえる一曲です。

1曲目を聴いた後に聞くと、同じバンドの曲とは思えないほど(笑)メロディアスなナンバー。正統派なヴィジュアルロックって感じです。歌詞も微妙な男女の心情を描いていて、いい感じです。誰が聞いても素直にいいと思える名曲。

執行猶予3年

またまた曲の空気が一変します。『縄』とは正反対の、エログロなハードナンバー。激しいだけではなく、ヒップホップ調のパートもあります。スクラッチありでけっこー本格的。歌詞は変態ストーカーについて描かれたもので、表現もストレートすぎてヤバイです(笑)

総評

とりあえずこの一枚を聴けば、蜉蝣というのがどんなバンドなのかよくわかると思います。蜉蝣の真骨頂である攻撃的な曲あり、大佑さんの歌声を堪能できるメロディアスなナンバーもありでこれから蜉蝣を聴こうと思っている方には最適な一枚だと思います。とりあえず歌詞がエロいので、大音量で聴く事は止めといた方が無難かも・・・。

自家製フルコース 2001年7月18日 食前酒

大佑さんのありがたい(?)お言葉です。ピー音が入りすぎてて、よく聞き取れませんけど(笑)

静脈サラダ

ノリのテンポと相変わらずの怪しい歌詞で、今回のシングルの中では最も好きな曲。決して派手さはないけど、それでも聴けば聴くほど好きなっていくナンバーです。

怨み言

ミディアムテンポなナンバー。サビは異様に早口になるが、今ひとつ盛り上がりにかけたまま終わる感じです。個人的には捨て曲。

覚醒ゼリー

激しく狂った系のナンバー。今回の作品の中では最も攻撃的な曲。後半の残り1分あたりから より怪しくより激しくなっていく感じがグッド☆蜉蝣の真骨頂ここにありって感じの曲です。

総評

アルバムのタイトルがフルコースってことで、サラダ→メイン→デザートって感じの構成になっています。なかなか面白い試みだけど、前作と比べると全体的に曲のインパクトは劣ります。それでも、あえてメインよりもデザートの方に攻撃的なナンバーを持ってきているのは、いい意味で期待を裏切られた感じでよかったです。歌詞は相変わらず怪しいものばかりです(笑)

色メガネとスキャンダル 2002年1月9日 夕暮れの謝罪

イントロからアクセル全開の高速ナンバー。無意識のうちに頭を振ってしまっている、そんなノリノリになれる曲。完成度の高い一曲です。

エキゾチックな感染症

1曲目がノリノリだっただけに、いまいちノリきれないミディアムテンポなナンバー。サビの部分で盛り上がる曲でもなく、最後まで単調なリズムで曲が展開していきます。歌詞もよくわからなく 個人的には捨て曲。

葬失

大好きだった恋人が死んでしまったが、それでも彼との思い出を忘れることができずに・・・って感じの 蜉蝣には珍しい、まっすぐで悲しいバラード。こんな曲もできるんだ?っていうのが素直な感想。賛否両論あるとは思うけど、個人的にはこういう曲もありかなって思います。

総評

蜉蝣らしいシャウトしまくりのハードなナンバーは少なく、落ち着いた感じの一枚です。『夕暮れの謝罪』は文句なしだが、それ以外の2曲があまり好きになれなくて、全体を通して聴いてみても どこかぼんやりとした印象を受けるシングルです。

蜉蝣事典
<大人の書店>
2002年5月4日 アイドル狂いの心裏学

2002年5月4日の東京メルパルクホールにて配布されたCD。何ていうかとにかくエロエロです。その一言に尽きますね。曲自体も悪くなく、サビは縦ノリな感じのイケイケナンバー。途中の大佑さんの囁くようなセリフがまたエロいです・・・。大音量で聴くのはお勧めできません(笑)

水浸りの数え唄 2002年7月10日 ゆびきり

蜉蝣の中では数少ないまともなナンバー(笑)切ない歌詞と、どことなく哀愁の漂っているサウンドが絶妙にマッチしていて素晴らしいです。ゆったりとしたメロディーから、ノリノリのサビへと展開される盛り上がり部分がかなりかっこいいです。この曲も『』と同様、誰が聴いたとしても素直にいいと思える名曲です。蜉蝣の中で最も好きな曲。

10
企画モノ

なんじゃこりゃって感じの曲。激しいシャウトから始まるハードなナンバーで、完全に暴走しちゃってます。シャウトとセリフが入り混じっていて、訳がわからないままに曲が終わります。歌詞の内容はとにかくヤバイです・・・。

R指定 『biological slicer』より新たに再録されたものです。激しいシャウトが全面的に押し出されていて、初期のヴァージョンよりも数倍攻撃的なアレンジになってます。バックでブツブツ言っている大佑さんの台詞にも変化が見られます。『R指定のヤツある?』って聴く大佑さんが素敵です(笑)
総評

火炙りの数え唄』と同時にリリースされたシングル。全体的にバランスが取れていて蜉蝣の中でも比較的聴きやすい一枚だと思います。その中でも『ゆびきり』は文句なしの名曲です。

火炙りの数え唄 2002年7月10日 午前三時の太陽光線

蜉蝣にしては珍しくゆったりとした静かなナンバー。大佑さんの歌声は柔らかで優しく、歌詞も前向きな感じの聴かせ系の曲です。演奏時間が7分弱とやや長め。

かなりハードなライブ向きのナンバー。曲調も二転三転して全体的に忙しい印象の曲です。曲の最後の大佑さんの狂い具合は圧倒されます。

リストカッター

『biological slicer』より新たに再録されたものです。『biological slicer』の時と比べてアレンジ的にはそれほど変化はないですが、演奏がかなりハードにくなっており、大佑さんのヴォーカルも格段に力強くなっています。聴き比べることによって、より蜉蝣の成長を伺うことができます。

総評

水浸りの数え唄』と同時にリリースされたシングル。どちらのシングルも激しい系の曲が2曲と、聴かせる系の曲が1曲って感じの構成になっていて、この2枚の間には明確なジャンル分けというものはないように感じました。これぞ蜉蝣といった曲もあれば、これが蜉蝣?っといった曲もありで、新しい蜉蝣の一面が垣間見ることができるシングルです。

サクラクラクラ 2004年2月10日 サクラクラクラ

2004年2月10〜4月5日の春のツアー会場にて限定販売されたハンカチとセットになったCD。蜉蝣特有のシャウトは影を潜めていますが、その分疾走感のあるメロディーと切ない歌詞が印象的です。現在では入手が非常に困難となってしまった隠れた名曲。『』や『叫び』なんかが好きな人にお勧めの曲です。


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