GLAY (デモテープ)
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今更説明する必要がない程の、日本を代表するロックバンド。 |
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デモテープ | 発売日 | 収録曲 | レビュー | 評価 | |
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Rose Color | 1989年11月29日 | 1 | Ce Cest La Cest La | かっこいいイントロで曲が始まり、ロックなノリで曲が展開していきます。ちなみに、ケセラセラとはスペイン語で「なるようになる」という意味です。ケセラセラ〜♪ |
7 |
2 | DEAR JOKER | ミディアムテンポなナンバー。歌い方が妙にかっこいいです。 |
7 | ||
3 | Innocent-Lair-Toy | TERUさんの声が異様に高いのが、少々気になる曲(笑)曲のキーが高すぎて、歌いきれてない感が否めないです。。。 |
7 | ||
4 | ONE AND ONLY | 切ない歌詞に、綺麗なメロディーライン、まさに隠れた名曲です。完成度の高い曲で、このデモテープの中では、一番お気に入りの曲。 |
10 | ||
5 | Rose Color | 幻想的な雰囲気の漂うイントロから始まる曲。演奏がかなりかっこいいハードロックなナンバー。 |
8 | ||
6 | RHAPSODY | メジャーデビュー後に発表された曲とは、まったく別の曲です。切ないメロディーにのせて、丁寧に歌い上げられています。男女の恋愛模様を描いた歌詞がこの曲の良さを更に引き出しています。これも隠れた名曲と呼ぶのにふさわしい一曲。 |
9 | ||
総評 | 函館のライブハウスにてGLAY初の販売されたデモテープ。全体的にまとまっていて、なかなかどうして名盤だと思います。このデモテープに収録されている曲は、すべてメジャーでは未発表の曲なので、聴いた事ない人にとってはかなり新鮮だと思います。今から15年も前に発表された音源だけあって TERUさんの声が若いっ!!これだけの出来なのに、発表当時はまだ高校生だったというから、驚きです。 |
9 | |||
ROCK SHOCK | 1989年12月30日 | 1 | Ce Cest La Cest La | ゆったりとしたイントロで曲が始まり、「ケセラセラーっ!!」ってシャウトから一気に曲がヒートアップ。『Rose Color』に収録されているヴァージョンの方がテンポが速いです。 |
7 |
2 | GOSPEL NEUROSE | とにかく、スピーディーな曲。かなり早口な上にシャウトもありで、最後まで全力疾走って感じのナンバー。 |
6 | ||
3 | LOVE VANISH | 次のレクイエムと、同じような雰囲気を持っています。ミディアムテンポでシンプルな構成になっていて聴きやすい曲。この頃のGLAYは、この手の歌詞が多いですね。 |
8 | ||
4 | 鎮魂歌〜レクイエム〜 | いろいろな恋を経験しても、あの時の君を思い出してしまう、そんな心情を歌っているナンバー。メロディーの方も丁寧に作り上げられている名曲です。 |
9 | ||
総評 | 別のバントとのオムニバスデモテープで、それぞれのバンドのライブ音源が収録されています。それぞれの曲が現在のGLAYとは また一味違った雰囲気を持っていて、今聞いてみると、逆に新鮮な印象を受けます。その中でも『LOVE VANISH』『レクイエム』は秀逸です。 |
7 | |||
GLAY;1POISON | 1990年8月28日 | 1 | POISON | すべて英語の歌詞のロック全開の曲。これぞ、ロックンロール!!余計な説明は一切不要のかっこよすぎるハードロック。GLAY状況後に初めて配布されたデモテープ。B面には何も入っていないフリーのヴァージョンと、『ONE AND ONLY』が入ってるバージョンの2種類が存在するようです。 |
9 |
Angelus Bell | 1991年10月 | 1 | BEAUTY GENERATION | 痺れるようなTERUさんのシャウトから幕を開けます。このデモテープに収録されている曲の中では最速の高速ロックチューン。 |
7 |
2 | LOVE SLAVE | 現在でも演奏されている、GLAYの代表曲。メジャーデビュー後に発表されたものと比べると、イントロ部分と曲の入り方に違いみられます。また、演奏もTERUさんの歌い方も、こっちの方が荒々しさを感じます。 |
7 | ||
3 | INDUSTERIAL COMMUNICATION | 3曲目もロックナンバー。ドラムとベースの低い音がかっこいい曲です。ただ、リズムがちょっと単調で変化があまりないので、聴いていて少々飽きてしまいます。 |
5 | ||
4 | ANGELUS | ロックとバラードをミックスさせたようなナンバー(ロックバラードっていうのかな?)。最後は演奏なしのTERUさんの歌声のみで曲が終わります。あまりのかっこよさに体が痺れる事請け合いです(笑) |
9 | ||
総評 | この当時のGLAYを代表するようなハードなロックナンバーが多くその完成度も高いけど、4曲とも同じようなロック色の強いナンバーなので、繰り返し聴いていると少々飽きてしまう。もう少しいろいろなジャンルの曲を織り交ぜて欲しかったというのが正直な感想です。余談ですが、このころはJIROが加入する前なので、ベースはHISASHIさんが担当していました。 |
6 | |||
DANCE VISION | 1992年7月12日 | 1 | FLOWERS GONE | 現在のGLAYでは殆ど見られなくなったロックンロール全開の曲。演奏、シャウト、コーラスと すべてにおいて文句なしでかっこいいです。イントロの部分が3曲目の『TWO BELL SILENCE』と同じような感じになってます。っていうか瓜二つです。 |
10 |
2 | JUNK ART | メジャーデビュー後にも発表された曲で、今回収録されているものと比べてもそれ程変化はないです。この時点ですでに完成されていたといっても過言ではないでしょう。 |
8 | ||
3 | TWO BELL SILENCE | アルバム『灰とダイヤモンド』で発表されたものよりも、曲のテンポがかなり速いです。こっちの方がよりパンクっぽくて断然かっこいいです。 |
10 | ||
4 | MOON GOLD | 3曲連続でハードなナンバーが続いた後に、一転してバラード曲。ゆったりとした感じで、曲調がどことなく『RAIN』に似ています。亡くなってしまった彼女に捧げるバラードで、歌詞がかなり切ないです・・・。 |
7 | ||
5 | 心に雨が・・・ | ギター音がとても綺麗な切ないバラード。後にTAKUROさんの親友の大徳英基(おおとく ひでき)さんにも楽曲を提供している。余談だけど『UNITY ROOT & FAMILY,AWAY』の『Friend of mine』は彼の為に書かれた曲だそうです。以前にある雑誌のインタビューで、TERUさんがGLAYの中でもっとも好きな曲がこの曲だと語っていました。間違いなくインディーズ時代の最高の名曲だと思います。 |
10 | ||
総評 | メジャーデビューの直前までGLAYのドラムを担当していたAKIRAさんが加入し、その後に発表されたデモテープ。かっこいいロックナンバー、泣かせるバラードと 名曲が多いです。自分が所有しているGLAYのデモテープの中では一番のお気に入りです。 |
10 | |||
奇形の人形 | 1993年2月9日 | 1 | HELLO! NEWYORKER | 当時のGLAYにしては珍しいポップなナンバー。このデモテープの中では唯一明るい感じの曲です。歌詞の内容はまったく正反対だけど。。。 |
7 |
2 | WALTZ 〜灰色のロシア〜 | ズンチャッチャーズンチャッチャーって感じのワルツ。現在のGLAYでは考えられないようなダークな雰囲気全開のナンバー。いろんな意味でヘビーな曲です。 |
6 | ||
3 | 魔女狩り | 当時のライブのオープニングナンバーとしてよく演奏されていた曲。このテモテープの中では最もテンポが速いロックナンバー。ただし、ただ速いだけの曲ではなく 『アドルフ』『銃口を突きつけて未来を奪ってやる』『プロパガンダ(大衆の扇動を目的とした情報操作のこと)』など、歌詞の方は戦争を感じさせるものとなっおり、この曲もダークな一面をさらけ出しています。 |
9 | ||
4 | 奇形の人形 | デモテープのタイトルにもなっている曲。ゆったりとした曲調なのだが、夜中に一人で聴くのはちょっと恐いかも。そう思わせるほど、ダークさ全開の曲。GLAY史上最もダークな曲だと思います。歌詞の方もかなりヘビーで、『魔女狩り』同様 戦争について歌っています。 |
8 | ||
総評 | GLAYのダークな部分がすべてこの一本に詰まっているといっても過言ではない程のヘビーなデモテープ。歌詞の方も戦争を感じさせるものが多く、いろいろと考えさせられます。チープな言葉では語れないくらい ずっしりと重たい作品です。 |
7 | |||
GREATEST SHADOW |
1993年4月4日 | 1 | BERLIN&KEY PERSONS |
どこか『Freeze My Love』を思わせるような仕上がりになっています。この曲も『POISON』同様の全て英語の歌詞から成っているハードロックナンバー。かっこよすぎです・・・。 |
9 |
2 | 真昼のロンド | ミステリアスなイントロから曲が始まり、独特な雰囲気を保ちながら曲が展開していきます。エジプト(っていうかアラビア?)っぽい印象を受けたのは私だけはないはず(笑)後半の1分くらいは、ひたすら『1999』というフレーズの繰り返しで曲が終わります。 |
6 | ||
3 | GREATEST SHADOW | TERUさんのシャウトがかっこいいロックナンバー。 |
8 | ||
4 | KISSIN' NOISE | 『灰とダイヤモンド』『REVIEW』と3回にわったってアレンジが加えられて発表されているが、このデモテープに収録されているヴァージョンが最もパンクっぽくてかっこいいです。アレンジが加えられていくたびに、この曲の荒々しさが薄れていってしまっているのが非常に残念に思います・・・。 |
8 | ||
5 | TEARS SONG |
『灰とダイヤモンド』に収録されている『ひどくありふれたホワイトノイズをくれ』の原曲。イントロと間奏の部分に多少違いが見られるが、歌詞や曲調等にそれほど変化はないです。 |
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6 | …An Angelus Bell | アコギ一本で演奏されている静かなバラード。切ない歌詞と切ないメロディーが涙をそそります・・・。 |
8 | ||
総評 | このあたりからメジャーデビュー後にも展開されているGLAYの世界が固まりつつあるように感じます。この約1年後にはメジャーデビューをているのだけあって、それぞれの作品の完成度はかなり高いです。 |
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LOVE SLAVE | 1993年7月31日 | 1 | LOVE SLAVE | 『Angelus Bell』に収録されていたものにアレンジを加えて新たに再録したもの。所々にTERUさんの甲高い笑い声が入っているなど、以前のヴァージョンのものよりも更にロック色の強く危険な曲にアレンジされています。 |
7 |
2 | POISON | 『GLAY;1POISON』に収録されていた曲を新たに収録したものです。 |
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SPEED POP | 1993年7月31日 | 1 | LOVE SLAVE | 今回で3回目の登場となるLOVE SLAVE。より完成形に近い出来になっています。 |
7 |
2 | 魔女狩り | 『奇形の人形』に収録されていた曲を、新たに再録したものです。 |
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3 | JULIA |
YOSHIKIプロデュースのメジャーデビューシングル『RAIN』の原曲。『RAIN』とは違い作詞はTAKUROさんが担当しています。こっちの歌詞もすばらしいが、個人的には『RAIN』の方の歌詞の方が好きです。 |
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4 | ANSWER | 疾走感があり、曲調もメロディアスで明るい 爽快なロックナンバー。サビへの入り方が特にかっこいいです。非の打ち所がない完璧な曲。インディーズ時代に残された最後の名曲。とりあえず聴いて損はないはずっ!! |
10 | ||
総評 | タイトルはTAKUROさんがかなり気に入っていたらしく、メジャーデビュー後の1stアルバムにも同じタイトルが付けられています。どの曲も完成度は高くすばらしいのだけど、特に4曲目の『ANSWER』がお勧め。コアなGLAYファンの間でも未だに人気の高い曲で、デビュー後のアルバムに収録されなかったのが不思議なくらいです。まさに、知る人ぞ知るGLAYの隠れた名曲です。 |
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魔女狩りNIGHTY | 1993年8月29日 | 1 | LADY CLOSE | GLAYを含めた3バンドによるイベントライブにて配布されたオムニバスデモテープ。この曲は後に発表される『灰とダイヤモンド』の中にも収録されています。歌詞の一部分が微妙に違う程度で、アレンジ等はほとんど同じです。 |
9 |
GLAY SPECIALS! | 1993年 | 1 | LOVE SLAVE | 『SPEED POP』より再録されたもの。 |
7 |
2 | KISSIN' NOISE | 『GREATEST SHADOW』より再録されたもの。 |
8 | ||
3 | JUNK ART | 『DANCE VISION』より再録されたもの。 |
8 | ||
4 | JULIA | 『SPEED POP』より再録されたもの。 |
8 | ||
総評 | 今までに発表されたデモテープから4曲をセレクトしたベストデモテープ。4曲ともメジャーデビュー後にも新たにアレンジされ発表されているので、GLAYファンの中では馴染みの深いラインナップになっています。このデモテープがGLAYがインディーズ時代に残した最後のデモテープとなり、この約1年後には念願のメジャーデビューを果たしています。 |
8 |
オムニバス | 発売日 | 収録曲 | レビュー | 評価 | |
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SEDUCTION | 1993年 | 1 | 千ノナイフガ胸ヲ刺ス | 『灰とダイヤモンド』『REVIEW』にも再録されているGLAYの初期の代表曲でもある『千ノナイフガ胸ヲ刺ス』。今作品はその初期ヴァージョンにあたります。イントロから曲への入り具合と、TERUさんの声が若干高いということぐらいで、アレンジ的には後に発表されたものとそれ程変化はないです。相変わらず曲のクオリティの高さは素晴らしいです。 |
8 |
an Optic | 1994年3月 | 1 | GONE WIHT THE WIND | GLAYを含めた全3バンドによるオムニバスアルバム。収録曲である『GONE WIHT THE WIND』はメジャーデビュー後に発表された『ずっと二人で・・・』のカップリングにて新たに再録されている。今作品はその曲の原曲に当たるわけなのだが、アレンジ、唄い方、その全てにおいてこっちのヴァージョンの方が断然かっこいいです。曲の速度も1.5倍ほど速く、よりパンクっぽい仕上がりになっていて言うことなしっ!! |
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