「どうも、ゴールデンウィークを全速力で駆け抜けた雪ちゃんです。」 | ||
「お疲れ様ですっ!!」 | ||
「ようやく休みだと思った6日の日曜日も、『どうせ、やることないんだろ?』という極上の言葉責めにあい せっかくの休日も、無償で施設行事の手伝いに駆りだされた雪ちゃんです。」 |
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「お疲れ様ですっ!!」 | ||
「ってことで、ようやく今日はゆっくり休めるので、のんびりと過ごしてました。」 | ||
「そっか、そっか。」 | ||
「そうなんです。」 | ||
「んで、久しぶりの休みは何して過ごしてたの?」 | ||
「AKB48 第4回選抜総選挙の政見放送を、1日中リピート再生してましたけど?」 | ||
「うわぁ・・・」 | ||
「そりゃもう、文字通り1日中です。」 | ||
「何か違う・・・世間一般の30歳の休日の過ごし方とは、全速力で離れて行っている・・・」 | ||
「今回は候補者が237人も居るんですよ? その中の1人に、今後の未来を託すことになるんだから 自分の1票を誰に投票するのか、しっかりと吟味する必要があるんじゃないんですか?」 |
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「え、、、まぁ、確かにそうではあるけど・・・」 | ||
「そのことに時間を掛けるのは、至極当然のことだと思いますけど、何か間違ったこと言ってます?」 | ||
「確かに間違ったことは1つも言ってないけど、でも何かが間違ってる・・・」 | ||
「その政見放送を繰り返し見ていく中で、群を抜いて目を奪われた候補者がいまして。」 | ||
「そ、そうなんだ。」 | ||
「30歳の成年男子のハートを、刺激しまくった子がいたんですけど、見てみたいと思いませんか?」 | ||
「確かにそこまで言われると、ちょっと見てみたい気がするかも・・・」 | ||
「ですよね?ですよね?」 | ||
「あの、、、自分初心者なんで、解説入りでお願いできるかな・・・かな?」 | ||
「なに言ってんですか、そんなの至極当然じゃないですか。」 | ||
「しのびねぇな。」 | ||
「かまわんよ。」 | ||
彼女の名前は「山田菜々(やまだ なな)」。通称「ななたん」 NMB48の3トップの一角を担っている。 |
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まず最初に、自身のかけていたメガネを外す。 |
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次に、髪を縛っていたゴムをほどく。 |
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髪の毛フサァ。 |
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おもむろに、制服のリボンに手をかける。 そして・・・ |
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リボン、フサァ。 |
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そう、これは・・・ 覚悟を決めた者の目。 |
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覚悟を決めたその指が、制服の第一ボタンを外す。 そして、遂に・・・ |
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!!!!!!!!!!!!! |
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「・・・・・・・・・・。」 | ||
「・・・・・・・・・・。」 | ||
「・・・・・・・・・・。」 | ||
「・・・・・・・・・・。」 | ||
「ブヒィィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」 | ||
「な、なんだ、この破壊力!? 男心を刺激するどころか、完全に打ち砕かれたよ!!」 | ||
「ですよねっ、ですよねっ!!」 | ||
「NMB48の最終兵器、ここに現るだねっ☆」 | ||
「ですよねっ、ですよねっ!!」 | ||
「・・・・・・・・・・。」 | ||
「・・・・・・・・・・。」 | ||
「・・・・・・・・・・。」 | ||
「・・・・・・・・・・。」 | ||
「ブヒィィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」 | ||
「凄すぎる!何度見ても、凄まじすぎる!!」 | ||
「れいにゃん推しの自分でも、さすがにこの衝撃の前には、あまりに無力です (≧▽≦) 」 | ||
「無力極まりないです (≧▽≦) 」 | ||
「実は、他にもいい子がいるんだけど、お兄さんどうよ? ( ̄ー ̄)ニヤリッ 」 | ||
「しのびねぇな。」 | ||
「かまわんよ。」 | ||
「・・・・・・・・・・。」 | ||
「・・・・・・・・・・。」 | ||
「・・・・・・・・・・。」 | ||
「・・・・・・・・・・。」 | ||
「ブヒィィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」 | ||
そして、長い夜が更けていく・・・ |
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