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「あ、あ、あっ・・・」 | |
「ん?」 | ![]() |
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「あきちゃが、選抜から外れたーっ!!」 |
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「おっ、今日もぶっ飛んでるねー。」 | ![]() |
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「これほどの衝撃を受けて、ぶっ飛ばずにはいられませんよっ!!」 | |
「一般人からしたら、その衝撃度は全く伝わってこないんだけど・・・」 | ![]() |
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「非ヲタの方にも理解出来るように例えるなら 1998年のワールドカップ予選の日本代表選考で、三浦知良が外れた時と同じくらいの衝撃度ですよ。」 |
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「うーん・・・」 | ![]() |
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「外れるのは、あき・・・高城亜樹!! みたいな感じです。」 | |
「魂みたいなものは、選抜のセンターに置いてきた、ってことかな。」 | ![]() |
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「ちなみに、北澤のポジションが秋元才加で、市川が佐藤亜美菜といったとろこでしょうか。」 | |
「わかりやすいような、そうでもないような・・・」 | ![]() |
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「とにかく衝撃的だったってことですよ。」 | |
「まぁ、それは何となく伝わってきたわ。」 | ![]() |
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「それと、あきちゃが選抜から外れた事以上に衝撃的なシーンがあったんですけど。」 | |
「まだ何かあったの?」 | ![]() |
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「口で説明しても伝わりにくいと思うので、次の場面を見て下さい。」 | |
「どれどれ。」 | ![]() |
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今回紹介するの彼女の名前は、小林香菜。 AKB48の第二期生として、『チームB』に所属している。 過去3度行われた、選抜総選挙の結果は 全て圏外。 それらのことを踏まえた上で、次の場面を見てもらいたい。 |
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![]() 「第41位。得票数7195票。AKB48、チームB所属・・・」 |
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![]() 「小林香菜!!」 |
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![]() 名前を呼ばれた当の本人は 一瞬何が起こったのか、わからないような表情を浮かべる。 |
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![]() そして、おもむろに席から立ち上がり ゆっくりとした足取りで、歩き出す。 |
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![]() ある1点だけを見つめて、駆け寄って行く。 その視線の先で、待つ人物。 それは・・・ |
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![]() 秋元才加 |
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![]() 2人で喜びを分かち合う。 同じ2期生の同期として、苦労を共にしてきた仲間として そして、親友として。 |
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![]() 壇上でインタビューを受ける小林香菜の顔が 誰よりも輝いて見えた。 |
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![]() その姿を見届ける秋元才加も 輝いて見えた。 |
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![]() 涙を流しながら、コメントするメンバーが多い中 彼女は涙を流すことなく、これまでの想いや、ファンへの感謝の言葉を述べる。 その中で、秋元才加とのエピソードを語る。 |
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![]() それを聞いた秋元は 目に涙を浮かべる。 |
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![]() ステージの上から、秋元の涙を見た小林も 「なんで、あんたが泣いてんのよ・・・」 壇上からそう口にし、自らの目にも涙を浮かべた。 |
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![]() 会場にいるファンからはもちろんのこと 周りのメンバーからも、暖かい拍手が送られた。 そんな、小林香菜のインタビューだった。 |
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「何だろう、AKB48の事はよく知らないけど、このシーンは胸が熱くなるものがあるね。」 | ![]() |
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「ですよね。」 | |
「だね。」 | ![]() |
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「この2人って、今でこそ親友同士ですけど、初対面の時の第一印象は最悪だったみたいなんですよ。」 | |
「へー、そうなんだ。」 | ![]() |
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「同じ苦労を共に乗り越えることで、真の友情って生まれるんですね。」 | |
「だね。」 | ![]() |
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「友情っていいもんですね。」 | |
「素直に、そう思うよ。」 | ![]() |
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メンバーの数と同じ数だけ、ドラマが存在する。 その1つ1つのエピソードが、胸を熱くさせる。 だからこそ、もっとAKB48の事を知りたくなる。 そして、知れば知るほど好きになっていく。 今日は、そんなちょっといいお話でした。 ※ 決して、30歳にもなってAKBヲタ全開の自分を擁護しているわけではありませんよ? |
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