第15話 「ドキッ☆女だらけの町」

                


この狂気渦巻く世界に身を投じてから、早くも10ヶ月。
まだまだ全体の半分も進んでいない気がしてならない摩訶摩訶日記も
やっとこさのどっこいせで第15回目です。

さて、女湯に浸かっているウメ婆さんに
何としてもパーティー全員で突入して話を聞きたいという

豪快かつ遠回り極まりない主人公のわがままを叶えるため
再び『オウエドの町』で聞き込みを開始しましょう。
すると

「ここから東の方角に女だらけの町がある。」

という、無条件でテンションが上がる情報を聞き出すことが出来ました。
その町になら何か手掛かりがあるかもしれませんので早速向いましょう。

そして、その女だけの町『ピンクリリーの町』で開口一番浴びせられた一言は・・・


    


摩訶摩訶『ピンクリリーの村』

そうですけど、何か?

何とも手荒い歓迎を受けてしまいました。

男が最低と批判する前に
このゲーム自体が最低であることを認識して欲しいものです。


ん?ある意味最高か?
(バグの数とか、エンカウント率の高さとか)

それでは、摩訶摩訶の素晴らしさを再認識させられたところで
この町でも情報収集をするとしましょう。



    

いつものように情報が散乱していますので、整理整頓してみましょう。

1.この町はマカマカ団の手先である、ラモーヌに支配されている。
2.ラモーヌは男が大嫌いなため、この町の人間をすべて女に変えてしまった。
3.そのラモーヌの城はこの町の東にあり、そこには不思議な滝つぼがある。
4.その滝つぼの水を浴びると、女に変わることができる。
5.スケバンのミッチーと呼ばれる人物は、カリスマ的人気を誇っている。
6.しかし最近は姿を見せず、どこにいるのかが不明である。

大まかにまとめると、上記の6点に集約することが出来ます。

さらに一行に要約するのならば
スケバンのミッチーを探して、ラモーヌを倒して、女になって、ウメ婆さんに会いに行け。

まず最初は行方不明とされている『スケバンのミッチー』を探しましょう。
手がかりを探すため、町をうろついていると

あっさりと建物の2階で発見することができました。
この町の人々の目って何でできてるんでしょうね?

ってことで、さっそく話しかけてみましょう。
すると・・・



さっそくケンカ腰です。

さすがスケバン。
喧嘩っ早いこと この上なしです。

とりあえず無駄な争いは避けたいので、これまでの経緯を必死で説明しましょう。
その結果、彼女が出した答えがこちら。



摩訶摩訶 『ミッチー』

有無を言わさずに戦闘に突入します。

あのスケバン刑事ですら
おまんら許さんぜよ!!と言ってから悪を成敗したというのに・・・
まぁ、喧嘩売ってきたことに敬意を表して

秒殺してやりましょう。

情け容赦なく1対4で秒殺してやると、我に返ったのミッチーが口を開き・・・



唐突に、自分の身の上話を語り始めます。
ご都合主義万歳☆

1人の女性に対して、平気で4人で袋叩きにする相手にも関わらず
悪い奴じゃない』という結論に達するミッチーの人の良さには感服します。

そしてお互いの拳を交えたことで、友情が芽生えたと勝手に勘違いしたのか
別に聞いてもいない自分の過去をしゃべり始めます。

どうやらミッチーは、『サンポートの港町』出身のれっきとした男であり
ひょんなことから滝の水にあたり、女になってしまったとのこと。
そして、現在はこの町にいる『ララ』という少女に恋をしているのだという。

そして、それだけを一方的に語り終えると
その『ララ』という少女に渡してきて欲しいと、一通の手紙を押し付けられます。

ちなみに拒否権はありませんよ?

その手紙の内容は朗読することが可能なので
腹いせに、書いた張本人であるミッチーの前で読み上げてやりましょう。













ん?ノーコメントでいいよね?


ってわけで、何故か恋のキューピッド役を引き受けることとなってしまったので
大人しく、『ララ』に手紙を渡しにいきましょう。



摩訶摩訶 『ララ』    

ララもミッチーのことを想っていたようです。

そして、ただ頼まれた手紙を渡しに来ただけの相手に対して
なぜかダラダラと、のろけ話を始めます。
(心なしか、数分前にも同じ展開を見たような・・・)

どうやらララもミッチーと同様に痛い子のようです。

こちら側の意見は無視して一方的に語り終えると
何を思ったのか、ミッチーに渡してきて欲しいと、一通の手紙を押し付けられます。

ちなみに拒否権はありませんよ?

この手紙の内容も、朗読することが可能なので
腹いせに、書いた張本人であるララの前で読み上げてやりましょう。













ん?ノーコメントでいいよね?


さて手紙を受け取ったら、再びミッチーに渡しに行きましょう。
すると、その手紙を読んだミッチーは狂喜乱舞し

「ようし!こうなりゃラモーヌを倒して、元の男に戻るしかねぇな!」

と、今まで誰一人として行動に移すことがなかったラモーヌ退治に名乗りを上げます。
愛の力って偉大だね☆

そして、一緒にラモーヌを倒しに行こうと主人公に協力を求め
一人でラモーヌの城まで先に行ってしまいます。


あなたは常識という言葉を聞いたことはありますか?

まぁ、この程度のことは日常茶飯事なので、大人しく後を追いかけましょう。



ゆっくり来たつもりはありませんが
そういうことにして我慢しておきましょう。


じゃないと

スーファミ本体目掛けて
広辞苑を全力投球してしまいそうです。

とりあえず、どうやって潜入するかと作戦を練っていると
この城の安全な隠し扉を知っていると、ミッチーが口を開きます。

安全ということならば、特に拒否する理由もないので
ミッチーの指示に大人しく従うとしましょう。
すると・・・



をいっ!!

突入後、わずか2秒で敵に見つかります。

さ っ き 安 全 っ て 言 っ て ま せ ん で し た っ け ?

軽蔑の眼差しで睨み付けていると
敵よりもこちらの殺意に満ちた視線に耐えきれなくなったのか、ミッチーが口を開きます。


「ここは、俺に任せて、先に行ってくれ!」




当然です。



自業自得なんで特に振り返ることもなく先に進みましょう。

さて、この城は男嫌いのラモーヌが統治している城だけあって
出現する敵も女性をモチーフにした、個性豊かなキャラクターばかりです。
というか・・・



摩訶摩訶 『アソコ』

豊かすぎです。

これ程までにいろんな意味で際どいは見たことがありません。

この摩訶摩訶の製作元である『シグマ商事』は
一般的な制作会社では近寄ることの出来ない領域に
平気で踏み込んできます。

それ以上に、『ウルウルボーイ』が『アソコ』に対して
「確かな手ごたえです!」と叫んでいるセリフが素敵すぎます。
いろんな想像が膨らみますね☆

そして、この『アソコ』以外にも『たいく女』という
ボスキャラよりも強いザコキャラも普通に出現します。

HPが1000近くあるだけでは飽き足らず(ラモーヌのHPは1500)
当たり前のように、全体攻撃も仕掛けてきます。

この『たいく女』が4人同時に襲い掛かってきたら
大人しく、その場から逃げるか

現実逃避でもしときましょう。

さて、この城でユニークなのは何も敵キャラだけではありません。



こんなユニークなアイテムも用意されています。

そして、この無条件でテンションが上がるアイテムを目の当たりにして
普段は無口を貫くことが多いマサが、ポツリと一言・・・




国家権力呼びますよ?

この顔にこの発言は限りなく犯罪です。

ってか、『よっしゃ!』じゃねーよ。

そんなこんなで、このユニーク極まりない城をどんどん先に進んでいくと
見えてきましたよ、問題の滝が。

そして、当然のごとく、その滝の前にはラモーヌが待ち構えています。



さっそくケンカ腰です。

先ほどのミッチーといい、このラモーヌといい、喧嘩っ早いことこの上ないです。
それでも、相手に聞かれる前に自分の名前を名乗るという礼儀だけは心得ているようです。

そもそも、男が嫌いなら何も言わずに女になる滝を浴びさせてくれればいいのにと思うのですが
それすらもさせてもらえない程、世知辛い世の中なのです。

というか、このラモーヌも世間一般の常識は通用しないようなので
ちゃっちゃと、袋叩きにしちゃいましょう。



摩訶摩訶 『ラモーヌ』

意外と強いよ?

そして

意外とエロいよ?

そんなこんなで、見事ラモーヌを撃破すると
彼女自らの口から、男嫌いになった理由が語られることとなります。

ついに次回、その驚愕の真実が明らかに。
そして、その理由に一同は言葉を失うこととなる・・・

胸高鳴らせて、次回を待て。




ちなみに拒否権はありませんよ?

  




いろんな意味でごめんなさい・・・


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